連日夜帰ってくると全豪オープンの結果をチェックしてしまいます。
前回記事からもうひとラウンド進みました。
[全豪オープン]N.ジョコビッチがヒョウチャンに敗戦。チャンってどんなスタイルだ
下のブロックではヒョンチャンとフェデラーの準決勝が決まりましたね。
ヒョンチャンがサングレンにストレート勝ち
ジョコビッチを破ったヒョンチャンはアメリカのサングレンを倒していましたね。
ジョコビッチ戦とは異なり、かなり自分から展開するポイントが多いような気がします。
ジョコビッチ相手よりはサングレン相手の方が自分のストロークに分がある試合になる、
というのもあるかもしれませんが、
サングレンが、センターから相手のコーナーにやたらと早いタイミングでフォアのアプローチをするのが上手かったので、
もしかしたらセンターのラリーでカウンターを待つというのがリスキーだったのかもしれません。
一躍アジアのスターになりましたね。
フェデラーもベルディフにストレート勝ち
一方フェデラーもベルディフに
7-6,6-3,6-4
でストレート勝ちしました。
ここで負けましたけど、ベルディフって、地味に安定して結果を残し続けてますよね。
BIG4とかって感じではないけど、トーナメント2週目にいつも残ってるイメージ。
ベルディフとフェデラーといえば、
まだフェデラー帝国時代だった2010年
ウィンブルドンの準々決勝でベルディフがフェデラーを倒したことが今でも記憶に残ってます。
僕はテニスを始めた時からフェデラーファンだったので、一発でベルディフを逆恨みするようになってましたね笑
そんな彼は今は「空気」と呼ばれているようです・・・笑
安定した強さや成績の割りにメディアが取り上げないのが一番の要因なのですが、
ボールボーイに無視される。
あげくにはホークアイに無視される(ベルディフがチャレンジしたのに作動せず)
などのエピソードもあって、2chとかで特に好まれそう・・・笑
なにはともあれ、フェデラーファンの自分としては2010年の記憶が強いので今でも若干嫌な予感がしてしまうのですが、
盤石に押し込み続けてましたね。
(ところでこの全豪オープン公式動画、めっちゃありがたいです。画質も編集も申し分なし)
反対側の山はチリッチとエドモンド
チリッチもなんだかトーナメント終盤の常連になってきましたね。
錦織がこうなるはずだったのに・・・!
(そして錦織、下部大会に出ていましたが、今回は負けちゃったようです。)
対戦相手のエドモンドは去年全米でベスト16になったイギリスの若手ホープ。
ヒョンチャンといい、サングレンといい、若手の台頭が目立つ大会になりましたね。
実績的にはまだまだで、チリッチが止める可能性の方が高いと思いますけど、チリッチは調子悪い時はあからさまですしどうなることやら。
逆に、これでノーシードのエドモンドが決勝進出ってなったら、男子の4大大会にとってはかなり珍しい事態なのでは。
女子だとよくあるけどね。
BIG4はフェデラーだけ
ところで、完全にATPツアーの時代は変わってきていますよね。
去年は結局フェデラーとナダルの年になりましたが、この二人がおかしいだけで、
普通に考えたら、全豪で復帰したジョコビッチや、今離脱中のマレーが両方とも昔のように頂点に君臨するかと言われれば疑問で、
BIG4の分厚い壁というものはなくなりつつあるといっていいと思います。ナダルも棄権しましたしね。
とはいえ、やっぱりフェデラーにしろナダルにしろ、BIG4以外に負けるような感じがしません。
いや、実際には全然負けるんだけど、
「この人らは普通にBIG4以外には勝つ」
というのが世界中の人々の感覚に刷り込まれています。
僕もその感覚は拭えないままなので、
今回のドローの状況はフェデラー大本命にしか見えなくなっちゃってます。
ヒョンチャンの堅牢さはすごいと思いますが、フェデラーなら破っちゃいそうな。
正直、フェデラーファンの希望的観測である自覚はあるので冷静なご指摘があれば聞きたいものです。
追記:フェデラー、優勝しましたね
http://sarupote.com/archives/137