実は先週末、京都から神奈川にロードバイクを運びました。
知り合いにアドバイスももらいつつなんとか運び込みました。
まあ楽では無かったかな。
あんま良い自転車じゃないから重たいし。
というわけで今回はその体験談です。
ロードバイクの引越しの選択肢
そもそも、ロードバイクを遠く離れた地に持っていくには大きくわけで二つの方法があると思います。
1、業者に運んでもらう。
一つ目は、業者に運んでもらい、自分は引越し元での梱包、引越し先でも引き取りをするだけというものです。
例えばヤマト運輸などでサイクリング用の自転車専用のサービスなどをやっていますね。
こちらは、輪行袋やダンボールなどに自分で自転車を梱包します。
梱包のための資材は自分で用意する必要があります。
これに加えて、
初回は入会費2500円、
配送チケット発行代金500円
配送料は東京〜京都であれば4000円弱。
なので、輪行袋等の梱包資材+7000円弱(2回目以降は4000円強)といったところです。
もう一個有名なところではシクロエクスプレスという業者も同じようにやっています。
こちらは配送キットというのも売っています。3400円です。
配送料は東京〜京都で5000円
梱包資材(配送キットを買えば3400円)+5000円ですね。輪行袋のようなソフトケースは使えない点が注意です。
2、自分で運ぶ
シンプルですね。
大きな車をお持ちの方で、自分も車で移動する方は車に入れて持っていくのが一番めんどくさくなくて良いと思います。
いや、新幹線で移動だよ
って人は輪行袋に入れていくことになりますね。
必要な費用は輪行袋+自分の移動費ですが、業者に頼む場合も配送元から配送先に自分の移動費はかかるはずなので、
この方法が一番安いと言えそうです。
また、業者に頼む場合は前後輪分解する必要がありますが、新幹線は前輪のみ外すのでも可能な場合が多いです。
僕の通常サイズのロードバイクで、東海道新幹線の場合は前輪外しただけでオッケーでした。
ただ、もちろんですが、重たいものを運ぶ労力は圧倒的にかかります。
まとめるとこんな感じ
金額で比べると、
(安い) 車<公共交通機関<業者 (高い)
になりますね。業者については、自分が輪行袋を持っているか、
利用が一回目か二回目以降かなどで変わります。
僕は車もないし、お金は安く済ませたいし、で新幹線で運びました。
輪行袋はどうした?
ドッペルゲンガーのこのバッグにしました。
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まあまあポピュラーなもののようで、寮にこれで持って返ったら
「おんなじやつ持ってるわ笑」
って同期に声かけられました。
これのいい所は、
いろんな包み方ができること
安めなこと
ですかね。
特にいろんな包み方のうち、後輪だけ出すことができて、
コロコロ転がすこともできるのは助かりました。
梱包は前輪を外すだけ
前輪を外すのはめちゃ簡単です。
ホイールの中心の部分にレバーみたいのがあると思います。
それをくるくる回すだけ。
それで簡単に前輪は外せます。
後輪はチェーンとの兼ね合いでもう少し厄介そうなのですが、前輪を外すだけならど素人でも簡単です。
それを上の輪行袋で包んでおしまい。
15分程度もあれば完成です。
新幹線は車両最後部の指定席を予約した
これが教えてもらった便利な方法なのですが、
新幹線は指定席を取りました。
車両の最後部座席です。
そして、こうです。
すっぽりと最後部座席後ろのスペースに収まります。
注意点としては、新幹線の空間配置って
3人がけ・廊下・2人がけ
になっていると思いますが、
前輪しか外さない場合は必ず3人がけの方を取りましょう。
二人がけの方だと廊下にはみ出してしまいます。
ここが使えなかった場合、車両間のデッキに立って過ごす、ということになるみたいなのですが、正直きついですよね・・・。
でもとりあえずここに収めることさえできれば普通の新幹線の旅です。
きついのは在来線かも。
在来線はこういう工夫が難しいです。
単純に馬鹿でかい荷物を持った厄介な客です。間違いなく迷惑をかけてしまっていて申し訳ない気持ちになります。
もうホームで待ってる時、おじいちゃんが目をかっぴらいて、
(え、これ、乗るの??)
みたいな顔してました。
慎重に他人にぶつけないように配慮する必要はありますね。
また、そういう理由で、混雑時の移動は避けるべき。
早朝、昼前、夕方少し前とかだとましだと思います。
それと、乗り換えの移動もなかなかしんどい。なにせ重たいし、でかいし。
もう、ここはしんどいポイントと割り切ってがんばるしか。
女性単独でやるのは厳しいと思った。
少し一般女性が行うのはしんどいものがある気がします。
もしエスカレーターとかで支えきれず落っことしたりしたら危ないですしね。
補助できる手慣れた男性の同伴がない限りは業者に依頼するのが無難かと思います。
おわり
そんなこんなで、特に在来線は色々な面できつかったですが、
初めての輪行は完遂できました。
輪行袋は手元に残るものですし、やはり経済的です。