僕は現在客観的に見て日本でトップクラスと言っても過言ではないメーカーにいます。
面接官から見て性格や考え、気質が合っていたのか、
はたまた学歴だったり、体育会の部活の経験だったり、その辺のポイントの合計値が高かったのか、
内情はわかりませんが幸運にも就職活動は望み通りいきました。
ただ、望み通り行ったものの、上手くいったのかは確信を持てずにいます。
入ってみて、確かに大企業としての力強さは思っていた通りでした。
先輩や同期は本当に頭がいいし、規模もやっぱすげーなって素直に思います。
もらえるお金も満足。
ただ、なーんか楽しくはない。
これはなかなか判断は難しいところで、
今はまだ裁量があまりない上に、優秀な先輩と比べて大した活躍もできていない、
それが息苦しいだけで、食らいついていれば幸せな生活が待っているのか、
それとも本当にこの先サラリーマンにしては良い程度の収入がもらえるだけになるのか、
わからないし、分かりようもないのかもしれない。先輩にはどっちのタイプもいますからね。
日々頭良くなってる気がするし、お金は同年代と比べればそこそこもらえるし、
今すぐ辞めたい気持ちではないものの、このまま何も手を広げないのは致命的になり得ると思い、行動に着手しました。
(実際のところこのブログだってその一つなんですけどね。)
本日紹介するのは、「MIIDAS」
完全にお手軽さだけで手をつけました笑
MIIDAS・・・転職したい人が登録→それを見た企業からアプローチ
実は2015年からやってるサービスらしいです。
けど、目新しさがすごいあります。
登録は本当に簡単で、今の企業、資格、大学、などを埋めたらとりあえずそれだけでも登録完了できますし、実際にオファーも来ました。
(このポートフォリオって部分が実際に文章で記述する自分の職務経歴の説明ですね。僕はまだ白紙です。)
1ヶ月くらいほっといたらこうなってました。
興味があるって言われても・・・って感じですけど、
オファーまで行くとちゃんと収入などを提示してきます。
良い条件のところを抜粋するとこんな感じ。
少なくともポートフォリオをきちんと書かないとベンチャー企業系が多いようです。
でもどうなんでしょう、基本的にはほとんどが中小のベンチャー企業なのかなと思います。
大企業の場合、売り手市場とはいえまだまだESは殺到しているはずで、こちらからアプローチしなくても。。。っていうのが正直なところなのではないでしょうか。
ただ、裏を返せばこういうベンチャー企業を探してる労働者にとっては良いことづくめなはずで、
むしろそういう小さめの規模の会社に行きたい大企業労働者ってたくさんいると思うんです。
大企業って確実に与えてくれるものはあるけど、でも、なっかなか与えてくれないものも存在します。
僕も現状ではもしも転職するのであれば大手には行かないと思います。
例えば僕の場合では、自分一人の仕事が大きく現場を変える実感は得られそうにないところだったり、自由な働き方が浸透しないところだったりが大企業のネックに感じているポイントです。
企業なんて無数にあるものですから、一個一個マッチするものを探すのは現実的に不可能で、その負担は確かに和らげてくれるものだと思います。
じゃあ、実際に面接するか・・・?それはしない。ただ、今後も情報は得る
MIIDASのオファーがあったところは大抵いきなり最終面接のようなものに飛ばされるっぽいです。
めちゃめちゃ簡単やんけ。
・・・ただ、これって転職としては無いですよね。
あまりに向こうの事を知らなすぎる。
企業説明も聞かず、口コミも知らず、そこの社員さんに会ったこともない。
この状態で転職しようとは思わないでしょう。
隣の芝生はどうしても青々と見えてしまうものなのは間違いないので、そんな簡単に放り投げてはいけないと思います。
じゃあ、MIIDAS要らない子か・・・?
いや、そうとも思わない。
まずはこのお手軽さは、始めるのにも続けるのにも時間的なコストがほとんどない。
そのお手軽さに対し、オファーをみると、いろーんな働き方があることに気付かされます。
それは職務内容もそうですし、勤務条件としてもそう。
世の中の転職市場についての情報獲得手段の一つとして良いということです。
この辺って、ちゃんと調べないと教えてくれないことだと思うんですが、それが勝手に集まってきます。
結局、コネなどと関係なく転職する際にはエージェントを介すのは必須だろうと思います。
どんなに個人が動き回ったって、専門の組織にいるプロには敵いっこありません。
・・・そしてそのエージェントと、どれだけ転職先候補の仕事のこと、キャリアのこと、ライフプランのことを語れるでしょう。
想像してみるとこれが意外と難しいんですよね。同じ組織の仕事しか普段見えないから。
実はリクルートさんにも登録してあるんですが、最近までそれ以上足を踏み入れていなかったのにはあまりに他の業界を知らなかったことにあります。
MIIDASだって結局届くのはオファーなので、業界説明をしてくれるわけではありませんが、企業によってはそこそこ詳しく書いてくれていて、考える足がかりにはなってくれます。
結論
結論としては、
”MIIDASはそれ単独で転職を完遂させてくれるサービスとしては弱いが、転職準備の一環としてはとても始めやすく情報を与えてくれる。
中でも、中小ベンチャーに転職したい人にはクリティカルな可能性が高い”
まず動くことが大事、と言われますが、そこのハードルをめっちゃ下げたところに強みがあります。