インフルエンザに罹り出勤停止に。イナビルっていう特効薬とOS-1に救われた話

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少しブログの更新が途絶えていたのですが、

火曜夜からインフルエンザになっていました。今はこうして記事を書けるほどには元気です。

タイトルにもありますように、病院で処方してもらったイナビルっていう特効薬がかなり効いた気がします。

 

インフルエンザなんていつぶりでしょう、中学生くらいから罹った記憶はないのですが。

弟は大抵年に一回、調子の良い年はA型B型両方罹ったりしてたんですけどね(笑)

 

今回はせっかく非日常を体験しましたし、出勤停止で時間を持て余しているので、その記録です。

 

初日の晩、寒気で起きる

火曜日の夜、僕はvaingloryの5vs5の公開日だったのでおやすみんみんぜみメンバーとdiscordでボイチャしながら遊んでました。

なんとなく体がだるい気もしたし、まだ週の前半だったので早めに切り上げて22時に就寝。

 

その夜中、なんかガタガタするほど悪寒がして起床。

もう瞬時にわかりました。

「明日無理」

 

エアコンつけて一枚多く羽織りものをしてなんか寝ました。

 

 

翌朝、お休みの連絡を入れて病院へ。A型インフルエンザとの診断を受ける

もう仕事なんて到底無理な体調だったので上司に電話でお休みの連絡。

 

その後滅茶滅茶しんどい気持ちで歩いて病院に行きました。

 

待ち時間30分程で診察室に呼ばれ、(この待ち時間もなかなかきつい)

「まあ十中八九インフルでしょうね〜、一応インフルの検査はしときましょうか」

看護婦さんに細長い綿棒のようなもので鼻水だらけの鼻の奥の粘膜?を採取され、

またボロボロな状態で30分待ち時間。きつい。

 

「ぽてさん〜、まあわかっていましたがインフルで〜す」

なんか独特な伝え方やなって思いながら、薬の処方箋をもらいました。

 

特効薬イナビルってのをもらった。服用も楽だし良く効いた。

薬は全部で4種類もらいました。

・解熱鎮痛剤

・咳止めの薬

・タン、鼻水を出しやすくするための薬

・インフル特効薬イナビル

 

このうちイナビルってのは病院で一回吸引して終わりの特効薬でした。

 

粉状の薬が入っていて、思いっきり吸いこむことで気管に送り込むものでした。

なんか面白いですよね。

多くの薬って必要な箇所で吸収されるようにできているじゃないですか。

ドラッグデリバリーシステムって名前だったと思うんですけど、

胃に届けたければ胃で吸収されるように、腸に届けたければ胃では吸収されずに腸で吸収されるように、みたいな。

 

届けたい場所が肺なら確かに気管に送り届ければいいだけなのでそうした化学的な修飾は必要無いと思いますけど、肺で吸収とかされなさそうですよね。

関節の痛みとか全身で起こるものですけど、どうやって効くんだろう。

 

と思ってこのサイト調べたらわかりました

(役に立つ薬の情報〜専門薬学 「イナビルの作用機序」)

そもそもインフルは気管支、肺に感染するようです。言われてみれば当たり前で、空気感染が主な感染経路であることを考えると納得がいきます。

感染後、気管支、肺の細胞に入り込み、その中でインフルエンザウイルスが増殖し、体内に拡がっていく。

 

つまり、この時点で気管支、肺がインフルエンザの拠点みたいになっているんですね。

 

そこで、このイナビルを吸入すると、インフルエンザは増殖はするが、細胞の外に出れなくなるみたいです。画像中の「ノイラミニダーゼ阻害」の部分ですね。

 

すると、大量のウイルスがいる気管支、肺で増殖はするがその細胞の外には出られないため、イナビル吸入前に全身に広がったやつらだけ倒しきれば勝ちになると。

作った人ら天才かよ・・・って感じですね。

疑問があるとすればウイルスをたくさん抱えた状態の細胞って死ぬと思うんですけど、死んだ細胞からもウイルスは脱出できないってことなんですかね。

 

こういう作用機構からか、感染後の吸入は早ければ早いほど良いらしいです。

遅れるほど気管支、肺以外にも拡散しちゃって、そこにはイナビルは届かないわけですからね。

 

というわけで、インフルが疑われたら早めに病院行きましょう。

タミフルみたいな異常行動の報告も今の所ないみたいです。

 

 

帰宅後はおにぎりとバナナだけ食べて寝まくる生活。OS-1(経口補水液)が最高だった。

お昼前には家に着き、なんとかおにぎりとバナナと薬だけ取って寝まくりました。

 

ただの風邪でもそうですけど、熱があって布団でくるまってる時ってかなり汗だくになるじゃないですか。

なので水分補給ってかなり大事です。

 

そこで久々に飲んだのがこいつ。


オーエスワン OS1 経口補水液 大塚製薬 500mL 6本  

OS-1。

前回飲んだのは夏に大学の部活で熱中症になった時。

とにかくこいつはこいつを必要としている体には染み渡る。

五臓六腑に染み渡るって言葉がふさわしい。すごく美味しく感じる。

 

スポドリの上位互換ですね。お値段もなかなかで、500mlが薬局で200円します。

それでもただの風邪とかならスポドリで十分かもしれないですけど、もっと体が弱った時にはOS-1は本当にありがたい。

 

問題はこれが必要なシーンって買い物に行くのもきつい状態なんですよね。

僕も病院帰りに薬局で買いましたが、買い物袋が重たくなるのが嫌で二本しか買いませんでした。

食あたりとかのシーンでも大活躍だろうし、備蓄しておくことに。

 

ちなみに、この魔法のお水、元気な時に飲むと500ml飲みきれないほどゲロ不味いです。

 

 

二日目からはかなり普通の生活ができるように

イナビルを吸入してからも、その日の間はほぼ寝たきり生活でした。

前述したように身体中のウイルスをやっつける薬ではないので、速効性はそりゃないでしょうね。

 

でも、寝て起きるたびに良くなっている実感があって、二日目夕方の今ではこうしてパソコンの前でカタカタ文字を打っていてもしんどくはありません。

ひどく体と目がなまっていると感じますが・・・。

 

出勤停止は最低5日間、かつ解熱後2日経過後

今回出勤停止は発症後5日間かつ、解熱後2日経過後と説明されました。

つまり、

その日のうちに熱が下がっても5日は出勤停止だし、

5日経っても熱が下がってから2日経過してなければ家にいてくださいね

ってことです。まあこの調子だと三日目には熱は下がっていそうだし、月曜日からはお仕事になりそうです。

元気になってきてよかった一方で、やるはずだったお仕事のことを思うと別の頭痛が・・・!

 

まとめ

久々にインフルエンザに罹った体験記でした。

イナビル飲んでからの回復は快感ものです。医療の進歩に感謝。

ただし、ちゃんと回復するためには広がったウイルスにちゃんと打ち勝てるかどうかなところもあるので、

日頃から健康な生活することと、ウイルスと戦ってる最中は栄養と水分の補給をしっかりしないとですね。

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