高校時代〜男子校の濃厚な三年間
先述の通り県立浦和高校に通ってました。
関東のあちこちの大学にこの高校出身の変態が沢山散っていくのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
勉強もやれ、
運動もやれ、
行事もやれ。
残念なことに一番おろそかにされやすいのは一番上の勉強なので、毎年六割浪人と言われています。
4年制高校と揶揄されることもありますね。
さて、ここで僕は念願のテニスを始めることができました。
このブログでもテニスの記事は時々書いています。
このころからフェデラーは大好きでしたね〜。
初心者スタートだったので経験者や軟式上がりに勝てなかったんですけど、最後には部活の一番手になれました。
とはいえ強い高校でもなかったし、大会ではほとんど勝てなかったですけども。
それとこの高校は工芸もすごいんですよね。
昔の工芸の担当をされていた先生のページです。
例えば僕もこんな脚物をつくりました。
材料は自分で調達です。
あとこれ、ほとんど釘は使ってないんですよ。板と角材をとめるとこだけ。
ノミでほぞ穴を掘って、反対側にはつがいの部分を作って、カパッとはめるんです。
各材料は鉋がけもしますし、とにかく本格的。
もちろんめちゃめちゃな時間をとられます。
この脚物の他に、道具箱、卒業制作の計三つを作るんですけど、
授業時間内じゃ到底終わらなくて、2年間で1000時間くらいかけました。
その時間を勉強に当てとけば・・・と誰しも考えると思うんですが、それじゃ浦和高校じゃないんです。
日付超えることもありましたけど、謎に楽しかったですね〜。
勉強は全く優秀ではなく、ほどほどのレベルだったんですが、「第一志望は絶対に譲るな!」と叫ばれまくっていて、
当時は「じゃあ、東大行きたいけどな」
と思ってたので模試では良くてD判定しかとったことないにも関わらず東大前期単願で行きました。
まあ、落ちます。
浦和高校4年次@代ゼミキャンパスに移ります。
浪人生活@代ゼミ〜勉強一色
詳しいことはこちらに書きました。
http://sarupote.com/archives/656
ここでも最初は東大クラスにいたんですが、
「なんか東大東大って周りが言ってたから東大行きたいだけなのでは・・・」
とふと気づきます。
そこに疑問をもってからは、むしろ好きだった浦和高校に近いのは京大だと気づくまで一瞬でした。
夏からは京大クラスです。関東の代ゼミでしたし、僕以外いなかったですけど。
代ゼミの授業は本当にわかりやすくて、もちろん自分がやるかやらないか、が最重要なんですけど、先生の言ったことをちゃんとやれば着実に伸びていきました。
京大模試でもA判定で上位者に載せてもらえるとこまでいき、無事合格。
少し本番の話をすると、国語で前期に東大クラスでやった現代文が出てきたんですよね〜。
もう全部見たことある。半分もとれたらいいところなのにほとんどわかるし、その分時間も余るし。
しかも、前期の東大クラスでやったやつだから、代ゼミの京大クラスに1年間いた人は知らないわけで、もう僕くらいしかこの神がかった状況になってないはずなんですよ。
「こりゃ勝ったな」と早々に思いました。
気持ちにめっちゃ余裕がでたので、午後の数学も半分とれたらいいところを6問中5問半とりました。
二日目はたぶんいまいちでしたけど、初日に神風が吹きすぎて。
日頃の行いが良かったと言うことか・・・。
この一年はほぼ機械のように勉強し続けました。土日とかもあまり関係なかったですけど、無理してる感じもなかったので淡々と淡々としてましたね。
ここまで単色な一年もないです。
それはそれで今後はないであろう、ユニークで価値のある一年でした。
おわり
実はプロフィールって作ってなかったなと思い、書き出しました。
大学、大学院、現在については後編で書きます。
http://sarupote.com/archives/745