とか、
とか、
陸上競技として走るわけじゃないけど、重い腰を上げて自分の体のために走っている方、少なくないと思います。
そういう人は同期にもそこそこいます。
というか何を隠そう、僕もその一人です(社内駅伝のために頑張ってます・・・)
さて、僕は独身寮に住んでいるので同期達と同じ屋根の下暮らしてるんですけど、時々休みの日とかに両手を上に伸ばして
「さあ〜走るかあ!」って雰囲気で玄関を出ていきます。
でもその多くが手ぶらなんですよね。スポーツウォッチも着けてない。
確かに体を動かすというタスクは消化されるんですけど、
ただ走って汗かいて戻ってくるって、それじゃいずれ体重は戻っていくし体のキレも元どおりになるよ・・・!
というわけで本格的にランニングを始めたわけじゃないけど、とりあえず運動を始めた方、せっかくなんでこれを読んでより良い趣味にしましょう。
逆にもうガーミンの腕時計とかをつけてじゃんじゃん走っている方はこの記事はスルーでOKです。
ただ走るだけでは”走っている最中”の目標がない
僕も最初はただ走ってました。
そもそも社会人になって、新人の研修を受け始めて三週間も経つと運動不足で気持ち悪くなってきてたんですよね。
それでなんでもいいからと思ってとりあえず走ることにしたんですけど、手ぶらで思うままに走って、汗かいて終わり。
まあ当時はそれだけで良かったんですよ。
「あーー運動っていいなあー!!」
でもこれ、3回くらいでもう満足。
少なくとも一生懸命走る気持ちにはなりません。
だって、そうですよね。
人間、近い将来結果が出るとわかってるから頑張れるんですよ。
期末テストがあるからあんなに一生懸命教科書覚えるんですよ。
読んでくれる人の数に表れるからこうして記事を書けるんですよ。
そこで自分が望んでいる結果が目標なわけですが、当然目標がなければ頑張れないのです。
自分が一生懸命走っても結果が何もわからないんじゃもちろん目標も立たないし、一生懸命走るなんて努力はできません。
と言われるかもしれませんがそれは階層を間違えています。
今お話しているのは、実際にしんどい思いをして走っている最中の目標です。
つまり、大きな目標として例えば「痩せる」というものがあるとしましょう。
その手段としてランニングで鍛えることを選んだわけです。
痩せるっていう大きな目標がありますから、この時点ではおうちの中でやる気満々です。
やる気満々だから実際に外に出て走るところまでできます。この時点で一定の努力を払っていますよね。
ですがここからが惰性です。
いざ走り始めると、痩せるためにはなんとか一生懸命走った方がいいのはわかる。
それはわかるんだけど、どんくらい頑張って走れば良いのか、ランニングそのものにおける目標がない。
目標がないから、走るという動作そのものを頑張れない、つまり自分を追い込むほどのペース、距離を走れない。
そこから始まる負のスパイラル
まず何が起こるかというと、大目標の不達成です。
なんとなーく走ってるだけだったら良いランニングの習慣にはならず、目覚ましい効果は得られませんよね。
頑張るためには目標が必要だと言いました。
そして、
頑張り続けるためには成果について「達成感」が必要です。
目標に向けて頑張った、頑張ったら成果が出た、
→また頑張ろうと思える。
例えば、サラリーマンが副業のブログを続ける難しさもここにありますよね。
成果が現れるのが遅いので頑張り続けられない。
ランニングも同じですよね。
起きている変化がわからなかったら続けられないですよね。
その全ての原因はランニングの目標の曖昧さです。
「ランニングそのものの目標がない」
→走っている最中頑張れない
→いまいちなランニングになる
→成果が出ない
→モチベDOWN
→ますます頑張れない
→ますます成果でない
・・・
というわけで根本原因、”ランニングそのものの目標がない”をクリアする必要があります。
例えば、
「いつものコースを1キロ4分の速さで走ろう」
という目標を立てましょう。
このスピードで走ることが痩せることだとか運動不足解消に絶対必要かどうかは関係ないです。
自分の少し上のレベルに目標を設定し、その目標を達成しようとすればおのずと手を抜かないランニングになるはずです。
そうなれば成果が得られるのも必然。
成果が得られれば続けて頑張ろうと思えてきます。
手軽に導入できるものとしてオススメアプリはRuntastic
とはいえ、「じゃあどうやればいいの・・・?」ですよね。
「いきなりスポーツウォッチとか買うのはなんかまだ勿体無い気がするし・・・」
そんなあなたは無料ランニングアプリ「Runtastic」を携帯に入れましょう。
簡単に言えばGPSで自分の走りを追跡し、そこからランニングにまつわるデータを計算してくれるアプリです。
どのくらいの時間でどのくらいの距離を移動したかがわかるので、ペース等を教えてくれます。
インストールできましたか?
こちらがメインの画面です。
自分の場所が表示されていると思います。
(ここではモザイクをかけました)
下側のスタートボタンを押すと、カウントダウンが始まり、スタート。(カウントダウンは画面タップでスキップできます。)
ランニングの内容に応じて上記の平均ペース、時間、距離などの数字が動き始めます。
1キロごとにラップのペースを喋ってくれるのもありがたいですね。
終わるときは下のこの部分を右にスワイプ
からの、
「終了」で終わりです。
走り終わるとランニングのデータが色々表示されます。
これは以前山を走って登って下ってきた時の記録です。
往復で5.92 km、平均ペースにすると1キロ5分くらい、
標高差では277 m登って降りたことがわかります。
また、1キロごとの記録も教えてくれます。
はじめの3 kmは登り、
後半3 kmは降りなので、当たり前ですがペースがなだいぶ違いますね笑
いやー、このコースまじできついんですよ・・・。
これを作動させて是非一度走ってみてください。
それで、だいたい何kmくらいの距離をどのくらいのペースで走っているのかわかるはずです。
何にも目標を持たずにやるくらいなら、この1kmあたり何分かかっているのかのペースを目標にしてみてください。
「5分/ km」を目標としたらあとはその日の気分で走りたいところを走れば良いと思います。
多少距離は変わっても、
「あれ、なんか今日は遅れてるな、、、」とか
「お、なんか今日はいい記録目指せるかも」とか、
走りながら思うところが出てくると思います。
それがもうひと頑張りする原動力です!
その原動力が成してくれるのは先述した負のスパイラルの逆の現象ですよね。
(本格向けみたいな説明見るけど・・・)
実はこのRuntastic、本格派向けみたいな紹介をよく見ます。
僕の印象では、本格向けというよりは単純に「機能が揃ってる」ものです。
これが無料なら完全に必要十分です。
何も難しいところはないのでとりあえず触ってみてくださいな
欠点は携帯を持たないといけないこと
欠点としては、僕は不満に感じているんですけど、
携帯を持って走らないといけないんですよね。
データを取れる優位性を考えたら手ぶらで何にもデータ得られないよりははるかに良いんですけど、
やっぱり携帯は本気で走るには重たいですよね。特に3 kmとか、ある程度スピードも出る距離だと影響は大きいかもしれません。
ついでに音楽聴きながら走れるのでいいっちゃいいんですけども。
この辺はコストをかけずに無料アプリでどうにかしようとしたらどうしようもないところです。
そこに不満を感じ始めたら立派なランナーじゃないですか・・・!
最初は「携帯邪魔だな」というよりは、
「おもしれーー」って気持ちが勝ると思います。
それが回数を重ねていくと、
「いや、携帯鬱陶しいな・・・」ってなっていくんですけど、
そこまでいったら、立派なランナーじゃないですか・・・!笑
最初は今ある動きやすい服と靴で、
もちろんスポーツウォッチも無しで、
って状態だと思うんですけど、携帯の分軽くして走りやすくって思い始めたらもう脱入門者ではないでしょうか。
アイテムに投資してもいいんじゃないかと思いますね。
例えばランシューはちゃんとしたものを選べば劇的に走りも変わります。
僕はアシックスのターサージール6が万能で相棒になっています。
http://sarupote.com/archives/952
おわり:競技者じゃなくてもデータは取ろう。それが真の目的達成につながる
ランニング始めてみたけどいきなりコストはかけたくない・・・。
そんな人はまずは今回の無料アプリでデータを取ることは取り入れるべきです。
真の目的が何であれ、その手段としてランニングを選んだのであれば、しっかり負荷の高いランニングを継続する必要があります。
平均ペースなどのデータを取ることでランニング自体に目標ができれば、毎回の走りの気持ちが変わってきます。
そうすれば負荷の高いランニングができるようになり、真の目的達成に向けて成果が表れる。そしてその成果がランニングを継続しようという原動力になります。
なんとなーく気の向いたところに手ぶらで走っている方、どうぞRuntasticをインストールしてランニングデータと向き合ってみてください。
ランニングをただの目的達成の手段としてだけじゃなくて、ランニングそのものの中にも目標を作ってみてください。
そこからきっと本来の目的達成のためにプラスに働きますよ。