僕は高校卒業後一年間浪人しています。
卒業生の6割が浪人するという公立の進学校にいたので、仲間もたくさんいて浪人生になること自体は怖くはなかったんですが、問題は金銭面でした。
うちの家庭は全く金銭的に余裕のある家ではなかったので、浪人してでも納得いく大学に行きたい一方で、お金を頼めるのかとても心配だったのです。
100万円なんて頼む気も起こらない状況の中、進路に与えてくれたのは代々木ゼミナールでした。
今回はそのお話。
(校舎によっても違う可能性、現在と数年前でも違う可能性があるので、ここで紹介する制度についてはぜひ現地現物で確認を)
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普通、予備校の浪人生活を始めようとしたら100万近くかかる
うちの高校から山ほど浪人生が湧いて出るのは先述の通りですが、その多くは駿台に行く風潮がありました。
うちの高校は三年生に駿台模試を受けさせるのが定番だったのでそこで少し馴染みがあったんですよね。
特に吟味せずに皆駿台。
でも僕は説明会に行ってみて驚愕します。
授業料が80万弱、入学金が10万円。
全部で90万くらいはかかるとわかったのです。
「いやいや、無理だろ。」
と思い、その足で河合塾にも行きました。
そこも同等。
(これは宅浪(予備校には通わず浪人)か〜)
って心で思ってましたね。
代ゼミの減免制度は額が大きい。
普通に予備校に行くのは無理かもな〜
と思いながら、最後の候補代ゼミに行きました
もう、僕の頭の中は完全にお金のことだけです。
細かい環境面については、自分次第でどうにでもなりますが、
やっぱり「網羅的」に勉強するのって独学だと難しいと思っていて、受験全体が見えている予備校にはどうしても入っておきたかったんですよね。
説明を受けてすぐ、お金のことを切り出します。
なんやこいつ、って思われるくらい早いタイミングだったかもしれません笑
そこでがっかりするんですよね。
結局これまで見てきた二つとほとんど一緒。若干安いかな、くらい。
もう帰りたい。
でもそこから代ゼミの攻撃が始まります。
まず、出身高校の割引で10万円くらい安くなるとは言われました。
確かに偏差値は高い高校だったので、予備校としても進学実績になる可能性が高い
(それでも80万くらいかかるんじゃあねえ。)
「あとはスカラシップ制度というのがございまして・・・」
なんだそりゃ・・・?