このコロナ禍、運動不足でスポーツジムの入会を検討している方も多いのではないでしょうか。
当初はスポーツジムでクラスターがでて槍玉にあげられたりしたものの、
どこのジムもアルコール除菌やマスク着用を厳密に守っているためか最近ではそういった話もないですからね。
私たち夫婦も健康を考えてジム入会を検討しました。
最初はエニタイムフィットネスやゴールドジム等有名どころを調べていたんですが、
ちょうどそのタイミングに広告で目にしたのが
ピンクの緩そうなクマさんが目印
(成果出て無くない…?)
結論、僕はFIT365でめちゃくちゃ満足してるんですけど、
ネットでおすすめのジム調べてもこのジムは検索上位の記事のランキングに一切出てこないんですよね。
代わりに出ているジムの月額が10,000円とかで「正気か!?」って思っちゃいます。
だってうちの夫婦はFIT365で月額一人あたり税込み2,000円強で24時間通い放題ですから。
家族で安くジムに通えないかなあって思ってる方以外にも、
どこのジムにすればいいか決められないんだよな~って人はジムの選び方の参考にもなると思うのでぜひ読んでみてください
もくじ
FIT365の安くてお得な家族会員プラン
もう何がFIT365のおすすめポイントかというとこちらの画像でほとんど説明完了です。
最大のメリット:とにかく安い
要するに、めちゃくちゃ安いんですよ。
まず、基本料金が税別で2,980円。
この時点で、あの安くて有名なエニタイムフィットネスの半額以下です。
しかも、家族4人まで料金変わらずです。(※2親等以内)
(ただし、一部の店舗は家族会員サービスを付けると3,980円。それでも依然として破格の安さですけどね。)
便利でストレスがない
だからと言って安かろう悪かろうというわけではなくて、
- 思いつく器具は大体網羅されているし、
- スタッフさんが掃除をこまめにしているので設備は綺麗だし、
- 入退館はICカードでもスマホアプリでもできて便利だし、
- 行く前にスマホアプリで混雑具合も確認できるし、
- 24時間オープンだし、
少なくとも自分の必要最低限の要望=ニーズはもれなく余裕でクリアしています。
FIT365 はなぜ安い?
ここまで読むと、当然わいてくるのが
「じゃあなんでそんな安いの・・・?」という疑問ですよね。
2つあると思っています。
安い理由①:家族会員サービスのからくり
2倍3倍お得になる家族会員サービスですが、実はからくりがあります。
それは家族会員同士は同時に入館できないことです。
例えば僕が使っている間、妻は入館できないんですよね。
もしこれを許す制度だと、おそらくもっと広い敷地や多くの設備が必要になるので料金を上がってしまうでしょうね。
この点は正直上手いな~って思いますね。
実際のところ、僕と妻は二人ともジムは初心者でそんなに長時間使うわけではないので、
例えば1日何時間もジムに籠るガチムチのムキムキのガチ勢一人が使う時間と変わらないわけですよ。
そこにさらにこの初心者が寄り付きやすいブランディングですよ。
ライトユーザーを増やして、そのライトユーザーには家族会員サービスで圧倒的なお得感を提供しつつも、
ライトユーザーが多いからこそパンクしないという。
上手い。
安い理由②:最低限のニーズに応える基本サービス範囲
安い理由の二つ目はシンプルにサービス提供範囲が狭いからです。
FIT365って、
- シャワールームない
- プールない
- マッサージサービスない
- トレーナーのレッスンない(オプション)
- ロッカーない(オプション)
で、本当に綺麗なジムがあるから好きに使えますよ~っていう部分だけが基本サービスなんですね。
その分経費は掛かっていないし、オプション部分は必要な人だけがお金を払うから、必要ない人にとっては安く済みます。
それって結局お得なのか・・・?
あれ、じゃあなんかあんたは満足してるらしいけど、結局それってお得なの・・・?
FIT365に対する僕の考えは、
まずはお得かどうかとかそういうんじゃなくて、FIT365のサービスが比較的多くの初心者のニーズに対してFITしていそう。
さらに、家族会員サービスを使える人にはお得。
という考えです。
強めにここで前置きしたいのは、全員におすすめしているわけではありません。読んでもらえればわかると思います。
サービスがニーズにFITしているとは
ニーズとサービスの関係を3パターンに分けました。
①ニーズよりサービスの方が小さい
…これはニーズが満たされないので、このサービスでは不十分です。
②ニーズとサービスが大体同じ
…相応のお金はかかるでしょうが、これはニーズが満たされている状態です。
①ニーズよりサービスの方が大きい
…ニーズは満たされていますが、普通、必要最低限以上の金額がかかります。
お得なサービスとは
一方、そのサービスがお得かどうかっていうのはこういう話です
普通は左のように、サービスにはそれ相応の金額がかかるものです。
それがサービスに対して必要な金額が少なければ、それはユーザーにとってはお得な状態だと思います。
一点留意しすべき点は、この差額の部分というのは何かしらの理由があります。
何としても売りさばかなくてはいけない!という仕方なしのパターンもありますが、
戦略的にお得な状態を作り出しているパターンもあります。
お得感を使ったビジネスと対策
このお得感をうまく使うと、ニーズよりはるかに大きなサービスを売れてしまったりするんですね。
例えばジムを例にするとこんな感じ
ありとあらゆるサービスを詰め込んだ高額なジムのサービスがあったとして、
一方あるユーザーのニーズはもっともっとライトで、最近Youtubeで筋トレ勉強してるんだけど、ちょっとジムデビューしたいんだよね、位だったりします。
そんな時、月額1万円だと躊躇してしまうかもしれないけど、月額7千円とかになってくると、
「まあそれなら他の習い事より安いしいっか!」
って思っちゃったりするんですね。
なんでそうなるかというと、ニーズが自分でも明確になっていないからです。
言い換えると、このスポーツジム選びというお題に対する自分の価値観を持っていないからです。
スポーツジムでも英会話でもなんでも、決められない人は
「ネットで調べて、見学で話を聞いて、金額を確認して妥当性を確認する。」
こんな感じになっていないでしょうか。
これだと、そのサービスがお得な状態かどうか目星がついたとしても、
自分にとって最適な選択ができるかは運任せです。
サービスと金額をにらめっこするんじゃなくて、
まずはサービスと自分のニーズを比較すると良いです。
FIT365を選んだ理由
結局我が家のスポーツジム選びの場合、
- 家から近いところがMUST。(遠いと通わない)
- 平日夜、土日に使えるところ。
- シャワーは不要。家から近いんだから、家に帰ってシャワーを浴びたらよい。
- トレーナー制度は不要。筋トレはYoutubeでなかやまきんに君とかがめっちゃ親切に教えてくれる。
- 筋トレ設備は最高級じゃなくてもよい。(
どうせわからん)
そのニーズにクリティカルヒットしたのがFIT365だったんですね。
夫婦一人ずつの契約でも十分だと思いましたが、
さらに家族会員サービスも使えたので、自分たちのニーズは満たしつつ、想像よりはるかに安い金額で使わせてもらってます。
まとめ
FIT365は安いです。それは、家族会員サービスのからくりや、そもそものサービス提供範囲を絞っているためです。
そして自分自身にとっても、また僕の想像するジム初心者層にとっても、
ちょうどよいサービス提供範囲=ニーズとFITしている、と思いました。
もちろんニーズは人それぞれなので万人におすすめするというわけではありません。
例えば立地条件というのはかなり重要で、FIT365が近くにない方には選択肢にならないと思います。
立地条件も含め、自分のニーズとFIT365のサービスが合致しているな、と思った方は近くにこのピンクの生き物がいないか一度チェックしてみてください。
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