最近郊外の駅近中古マンションの購入を決意しまして、売買契約まで完了しました。
すると次のSTEPは住宅ローンの決定です。大事ですよね。
僕のケースでは、
借り入れたい額が2600万強に対し、前年度の世帯年収が500万強。
「(妻との)収入合算無しでもまず問題ないでしょう」という不動産屋さんの言葉通り、
売買契約前の都市銀行の事前審査通っていました。
そのまま出せばまず通るとのことでしたが、金利が0.1%違うだけでも年間では万円単位で変わるわけですから、それはもうなるべく安いところで借りたい。
どこで借りても全く同じお金なわけで、例えば三大キャリアから格安SIMに変えるような節約と違い、コストとパフォーマンスの天秤すらありません。
なんか年収的には余裕はありそうだし、
いざとなれば大企業勤めの妻との収入合算があるわけだし、
・・・甘かった・・・!
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もくじ
安いのはネットバンク系
「住宅ローン 安い」
とかで調べるとそれはもうわんさか出てきますよ。アフィリエイトの大戦場。
上位に来るのはほとんどネットバンクです。
老舗のジャパンネットとか、
KDDIの提供してるじぶん銀行とか、
ネット証券でおなじみのSBIとか・・・。
これらは都市銀行より金利安いです。
手数料とかもほぼ変わらない。むしろ収入印紙不要な分安いのでは?くらい。
事前審査もお手軽です。書類含めて全部ネット上で完結するし、審査時間も驚くほど早い。
どう考えても機械的なフィルターでチェックしただけ。
早ければ1時間程度で結果が来ます。
僕はジャパンネットとじぶん銀行に出しましたが、どちらも通過の連絡です。
本審査で落ちる。収入合算にしても落ちる
そして本審査。
結果はどちらも融資見送り。
この何かのセレクションに落ちる感じ。
現役高校生ぶりです。就活も無敗だったというのに、これがお祈りメールというやつなのか?
この時点で考えた要因
真っ先に浮かんだのは、
①契約書などの不備
②信用情報
③学生時代の奨学金
①は念の為サポートセンターに不安なところを確認。結局問題なさそう。
②はCICで調べました。こちらも問題なさそう。(問題があればダイナース通らなかっただろうけど・・・)
③が本命で、既に月々3万円以上の返済があります。単純な年収と借入額の比較なら余裕ありそうだけど、既に返済している分を考えると厳しいのかもしれません。
ただ、これも妻と収入合算にすればいけるだろうと思っていた。
結果は収入合算で審査し直しても融資見送り。
大企業勤務のDINKsって属性だけではネットバンクの住宅ローンは平気で落ちる
結局考えた要因は以下です。
勤務年数が短い
僕が2年、妻が1年というのは短い部類だと思います。
もしここで3年未満はマイナス◯点などの基準があれば減点でしょうね。
1年目の収入は少ない
妻も年間500万程度稼いでいるので収入合算にしたらいけると思ってましたが、
ここでいう年収って前年度の源泉徴収票由来なんですよね。
すると、1年目の源泉徴収票って4月〜12月の9ヶ月間の給与しかない上に、ボーナスもまだほぼないので実態より低く出ます。
奨学金
僕も妻も大学の学部〜大学院まで借りていたので合わせたら1000万以上の借金が既にある状態です。
住宅ローンと奨学金合わせても4000万未満であり、
よく言われる「世帯年収の5倍」の枠には収まるため問題ないだろうと思っていましたが、
よくよく考えると、奨学金の分の負債というのは、
ネットバンクから見るとリターンに繋がらないものでありながら、住宅ローン返済不可になるリスクを上げてしまうものなんですよね。
ネットバンクからしたら投資な訳で、リスクとリターンが釣り合うから融資するはずです。
そう考えると、奨学金無しの人が4000万借りる方が僕らが2600借りる方が難しいのかもしれません。
結局りそなは通った
どうしようどうしよう、って不動産屋さんに相談するも、全く慌てる様子無し。
とりあえずりそなが0.470%と十分良い条件で事前審査通してくれてたので、そこに本審査に出すことに。
「いや、まず大丈夫だと思いますよ」
1週間後、結果は本審査通過
まとめ:ネットバンクは条件良いけどその分厳しい印象
「返済額+管理費+修繕積立費」が今の家賃より安くなるわけで問題なくいける、なんならこれから給与はもうちょい上がっていくしますます問題無し
って思っていましたし、
正直なところ、大企業のネームバリューに対する過信はありました。
いや、「有名大卒、一部上場企業勤め→経済的安定」とかの図式とかは真実ではないとわかってるんですけど、
銀行とかってモロにそういうイメージで考えていそうだと思いませんか?笑
どうもネットバンクはその枠組みに当てはまらなそうです。
とか家ん中で騒ぎつつも、企業規模とかだけで安定感良しとしないネットバンクの方が時代の潮流に乗っているなあと、
そんな複雑な気持ちになった一件でした。
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