遠くない将来、一般的なゲームシステムとしてブロックチェーンゲームが来る可能性が高そうです。
その結果、例えばテニスで稼ぐ人はプロテニスプレーヤーだけではなく、
コーチ、ガット張り師、解説者など、多岐にわたるように、
ゲームで稼ぐ人というのもめちゃめちゃ多様化するはず。
既に昨今プロゲーマーがだいぶ世間に認知されはじめて、ゲームの大会絡みで稼ぐ人は増えていますが、
その枠組みはさらに拡大すると思う。
ゲーム好きの自分としてはとてもとても気になる。
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ブロックチェーンゲームとはなんぞや
ブロックチェーンゲームというのはその名の通り、仮想通貨でも使われるブロックチェーンのシステムを取り入れたゲームのことです。
そしてそのブロックチェーンというのは、開発者のようなマスター的存在が通貨や物を管理するのではなく、ユーザー同士で分散して管理するシステムのようです。
まだまだ勉強中の身なのでざっくりとした説明ですが。(訂正があればお願いします。)
これがゲームに導入されると、例えばレアカードだったり、育てたキャラだったりをゲーム内で売買することができるようになります。
「なーんだそんなの既にオンラインゲームにはあるじゃん。」
確かに僕が昔やってたメイプルストーリーでもユーザーが他のユーザー向けに出せる露店なるものがありまして、
強い武器などをゲーム内通貨「メル」で他のユーザーから買うことができました。
ですが、その仮想通貨「メル」、誰のものですか?
・・・というと、自分のもののように見えて、実は支配してるのは開発者、NEXONのものです。
だってNEXONの裁量次第で消せますから。
いつまで経ってもNEXONの手のひらの上で何かを手に入れては喜んでを各プレイヤーがしているわけです。
ところがブロックチェーンゲームの場合、そこで使われる仮装通貨はしっかり所有者のものなのです。
そうなるように、皆で少しずつデータを管理している状態にあります。(その仕組み自体はまだ僕は勉強不足でわかりませんが)
そして自分の通貨は自分の秘密鍵がなければアクセスできません。
さらに面白いのが、そのブロックチェーンにいくつものゲームがつながれば、そこの仮想通貨は多数のゲーマーにとって価値のあるものになります。
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このブロックチェーンの取引所には色んなゲームのユーザーが来るわけです。
そこで使える通貨、欲しいですよね。
すると立派に仮想通貨としての価値が認められて、日本円とかにも換金できるようになる。
そうすると、
何かゲーム内で有用なアイテムを得る
→ゲーム内仮装通貨で売る
→その仮想通貨でそのゲームもしくは他のゲームに活かしてもよし、日本円等の貨幣に変えてもよし。
「プロゲーマー=神業で人を沸かせる達人」の式は崩れるというのが多勢の見解
今、プロゲーマーといったらどんなものをイメージしますか・・・?
そもそもプロゲーマー自体認知され始めたのが最近すぎて誰も思い浮かばない人だって少なくないかもしれません。
僕の場合はプロゲーマーといえばストリートファイターのウメハラや、Vaingloryのdruidのような存在をイメージします。
誰を想像するかは人それぞれだと思いますが、
共通するのは、そのプレイによってそのゲームのファンを熱狂させている存在ではないでしょうか。
例えばウメハラのジャスティンとの世界大会決勝戦における会場の様子とかストファイ初心者の僕でさえゾクっとします。
「れっつごーーーじゃすてぃーーーん!」のやつです。
(KENという道着姿の男キャラがウメハラ、相手がジャスティンです)
もうわかりやすく会場のボルテージマックス。
こういう類稀なるプレイができる人が現代のプロゲーマーです。
プロゲーマーによるゲームの試合を特にe-Sportsと呼び、最近急速に発展してきていますが、
そこの選手はまさに普通のSportsのプロ選手と同じ、才能と練習量を兼ね備えた達人ばかりです。
ところが、プロの定義を「その道で生活を支えるほど稼いでいる人」とすれば、
実況者やゲームのイベント企画をする人もまたプロゲーマーと言えるだろうというのは既に多くの先見性ある著名な方々が提言していることです。
かの有名なイケハヤさん
イケハヤのイメージ。
・プロゲーマー=ゲームをプレイすることで生計を立てている人全般。
その中で、
・プロゲーム選手:技術を極め大会賞金で稼ぐ人
・プロ配信者:配信を主眼に活動する人が大きなカテゴリを形成してる感じかな。
プロゲーマー業界の全体図を詳しい人に描いてほしい。— ikehaya | Blockchain (@IHayato) March 11, 2018
確かにそうですよね。
ゲームそのものが滅茶滅茶上手くなくたって、人々を夢中にさせる何かがあれば立派なエンターテイナーです。
完全に同意です。
実際にもういらっしゃいますよね、そういう人。
有名な人では元々はプレイヤーとしてもVainglory日本代表で活躍されていたStansmithさんとか。
実況は物凄く聴きやすいし、アツイ試合がもっとアツくなる。
岸大河 / Taiga Kishi(@StanSmith_jp)さん | Twitter
ですが、僕はこれに加え、
ブロックチェーンゲーム普及後には「プロゲーマー」が創出する価値は人々の熱狂には限らないことになると思います。