最近、DeNAから分離してできた株式会社エモモという会社が出した、Mirrativというスマホ一つで実況動画を配信するアプリがじわじわと完成度を高めてきています。(※近日中に株式会社エモモは株式会社Mirrativに商標を変更するようです。)
実は最近この会社の人に話しをお伺いする機会があって、それをきっかけに僕もMirrativに手を出してみました。
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もくじ
実況動画を配信する側に回るのって想像できますか?
そもそも実況動画と聞いたら何を想像しますか
僕はスマホゲームをよくみるのでTwitch、OPEN REC等が思い浮かびます。Vaingloryではよくお世話になってますね。
コンシューマーゲームだったらニコニコ生放送とかもよくありますかね。ダークソウルとかちょいちょいみてました。
では、次の質問ですが、
今思い浮かんだ実況動画ツールを使って自分が実況すると想像できますか?
フェルミ推定とかなんもする気はないけど、この問いに「Yes!」と答える人の割合っておそらくプレイヤー人口に対してものすごく少ないと思います。
理由は大きく分けて二つあると思います。
1、天上界の玄人がやるものという雰囲気
まずはこれ。日本人なんか特にモロ影響を受けると思うんですよね。
「自分なんかがでしゃばるもんじゃない。」
実況動画なんてものはゲーム内の上位数%の中の一部が配信している・・・なんとなくそんなイメージがありますし、実際それほど外れていないと思います。
例えば僕がよくみるTwitchのXenoTek
もう見た目からして尋常じゃないでしょう。これで下手だったら間違いなく世界中の晒し者ですよ。
でも大丈夫、見た目に負けないカリスマプレイ満載です。
そのプレイに観ている人は熱狂するわけですが、ただ結果として
「そういう一部のスターがやってるもの」
という認識が根付くのも当然かもしれません。
2、配信のための準備をする必要がある
例えばOPENRECの場合、
配信をするには運営からの権限付与が必要です。
最初からある程度実績が必要なわけですね。
これに通ると配信の機材を送ってもらえるようです。
Twitchの場合はそういった意味ではもう少しハードルが低いですが、
PCと配信用のソフトを手に入れる必要があります。
スマホのゲームの配信ならスマホだけでできたらね?
もう少し配信側になるのも現実味が出てくるのにね?
そこを突いたのがMirrativ
Mirrativはスマホ一台で全て完結します。公式HP
冒頭でもお話ししましたが、株式会社エモモの人に以前お話しをお伺いしたんですよね。
当時転職を視野に入れていて、Wantedlyでここも面白そうだなと思ってチェックを入れたらその日のうちにお話しできることになりました笑
このフットワークの軽さ、さすがイケイケのベンチャーですよね。
その時の話で特に強調されていたのは、Mirrativのお手軽さ、身近さです。
やはりTwitch、OPENRECは視聴者と配信者との間に距離がある。視聴者も配信者側になるとは思っていない。
そこでMirrativは、
「誰だって配信者だし、もっともっとユーザー同士が近い世界を作ろう」
というコンセプトで始まったようです。
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確かに視聴者と配信者の距離が近い気がする
実際にMirrativを入れてみました。
Vainglory開いてみる。
いくつか部屋があったので適当に選んで入る。
そしたらすぐに
「いらっしゃ〜い、さるぽてさん〜」
(ど、どうも・・・。)
そしてそこでの会話が、かなり雑談寄りなんですよね。
もちろん他の実況動画でも視聴者と配信者のやりとりってあると思うんですけど、それは「教えてもらう」っていう体裁のことが多いと思います。
「こういう時〜〜さん(配信者)ならどうしますか?」とか。
あとは単純に「おーー!!すげーー!!」っていう賞賛。
Mirrativはもう少し私生活寄りな会話してました。
チームで配信している人に、
「大学とか一緒なんですか〜?」
とか、そういう会話です。
明確に両者の距離に違いがありますよね。
コンセプト通りの設計になっています。