日々の考察

[大企業からの転職活動]転職希望者にとって転職エージェントとは諸刃の剣である。

更新日:

社会人2年目は初っ端の4月からさんざんキャリアについて悩みました。もうこのまんま淡々と20代が今の仕事で終わるのが耐えられなくて急に会社を休んだりもしました。

もちろんただ家でうだうだしてるのは明らかに違うとわかってたので、(会社を休んだくせになかなか背徳感のある行動でしたが)実は転職エージェントにも会ったんですよね。

このエージェントの方が切れ者で、当然ではありますが転職市場のことや色々なサラリーマンの転職事例を数多く知っているプロですし、加えて頭の回転や言語にまとめるスピードも早い。

 

正直、この方と話すことで「自分はどうしたいんだろう」とか「今の不満はなんだろう」とか、

「自分のキャリアの理想と現状」についての考えはかなり進展しました、感謝しています。

ただ一方で、ふと、(あれ、これでいいんだっけな・・・)という方向に自然と向かい始めていることに気づきました。

そして、転職はやめて異動にする方針を伝えた時のなかなか離してくれないトークの上手さ・・・これはよっぽど自分の芯がはっきりしてないと全てはエージェントの手のひらの上で転がることになるなと実感しました。

 

第二新卒の転職というフェーズにおいて、自分で選び取るのではなく、知らず知らずのうちに道を誘導されて気づいたら異世界にいるということ。

これはその異世界が天国であれ地獄であれ、目に見えないリスクを孕みます。

このリスクは、特に大企業勤務者の転職活動の初手にエージェントに相談すると起こりやすいのではなかろうかというのが今回のお話です。

 

結論から言うと、とりあえず転職エージェントと話すというのは大賛成、ぜひ有効活用して、必要があればそのまま転職したら良いと思います。

ただし、実際に転職するのはこの記事に書いてあることを自分なりに考えてからにしましょう。それは結果的に転職しようがしまいが人生の成功には重要だと考えます。

 

そもそも転職エージェントには何を聞かれてどんな話をする?

大まかな流れは以下の通り。

1、ネットで登録。

2、先方から連絡が来て、履歴書やアンケートに答えて送付

3、面談

4、メールベースでやりとり

(5、面談→企業との面接)(ここからは自分は未経験)

 

1、ネットで登録。

いくつか登録しました。

そのいずれも簡単な職歴と連絡先の入力だけでOKです。

まずは気軽な気持ちで登録しても良いとは思いますが、向こうから面談の予約を取りたいとアプローチしてくることが多いので、全く転職を考えていない人にとっては若干鬱陶しいことになるかもしれません。

今は全く転職を考えていないけど、何か動き出したいと言う人にはWantedlyやMIIDASがお勧めです。

新しい転職サービス、MIIDASとは。メリットは最も手軽に中小、ベンチャーの転職情報を得られること。
僕は現在客観的に見て日本でトップクラスと言っても過言ではないメーカーにいます。   面接官から見て性…

(そういう今はそんなやり取りとかはいいって人は、Wantedlyでも「話を聞きたい」マークをつけると連絡が来るので「後で読む」マークくらいにしとくと良いです。)

 

2、先方から連絡が来て、履歴書やアンケートに答えて送付

電話なりメールなりで連絡が来ます。

僕はその頃にはサイトを見て実際に会いたいエージェント会社を一社に絞っていたのでそことだけ連絡を続けました。(何社も受けるのは労力も時間もきついと思いますし、「どっちを信じればいいんだあ!!」となる未来が見えます。)

どちらも履歴書と、アンケート・・・転職を考えたきっかけ、どういう職種を望むか、今の年収等、Word1枚くらいのボリュームですかね、これを書いてメールで送付しました。

履歴書はまだほとんど何も書くことがないのでバイトの面接を受けた頃のとそう変わらないあっさりとしたものですが、アンケートの方はそれなりに時間はかかります。

ただ、「現状の考えで良い」感がでていたので会社勤めしていても無理な負担ではないです。(そこが怖いところでもあるのですが・・・!

 

3、面談

メールベースでアポを取り、実際に面談です。

時間にして大体1時間くらいでしょうか。場所は近場のカフェで行いました。

圧迫感は無いですけど、一個一個の質問がシンプルだけど難しく、頭はすごく使いました。ぶっちゃけ疲れましたね笑

今回の論点についての詳細は後述します。

 

4、メールベースでやりとり

謝意を伝え合ったのと、「10年後どうなりたいのか」という宿題を課されたのでそれを書いて送りました。

そしてそのタイミングで僕は一度転職するのは辞めようと思ったため、申し訳ないが中断させて欲しい旨をお伝えしました。

引き止めにあって電話もありましたが今はやり取りを停止しています。

 

(5、面談→企業との面接対策→面接)(ここからは自分は未経験)

ここからは実体験としてはないんですけど、初回の面談の話を聞く限りでは、あのまま行ったら少なくとももう一度面談はあったはずです。

そしてどこを受けるのか擦り合わせをし、エージェントが紹介できる企業で合意したら、その企業の面接対策に移ったものと思われます。

 

強く感じた転職エージェントのメリット

もちろん得られる恩恵は人によって異なるでしょう。

これまで知りようもなかった企業を紹介してもらえたとか、

逆に今勤めている大企業の素晴らしさを認識できたとか、

練習を重ねてアドバイスももらうことで面接で上手く話せるようになったとか・・・色々なパターンが考えられます。

 

僕の場合はというと、冒頭のリード文にも書きましたが「自分のキャリアについて深く考えられた。」

これは大きなメリットでした。むしろこれが唯一のメリットでもありますが、僕の場合には実際に企業を紹介してもらうところまではコマを進めていないですからね。

 

「自分のキャリアを深く考えるくらい、寝る前とかに一人でもできるやん」
さるぽて
「いやいや、それは、予備校通わなくても素晴らしい浪人生活送れますってのと同じくらい難しいこと言っているよ」

 

そう、僕が思うにこの文脈で「キャリアを深く考える」という言葉が意味しているのは、「自分のキャリアを十分多角的に考え、自他に説得力のある形に言語化すること」だと思います。そしてそれは理論上は一人でもできるが、現実には多くの人には難しい。

例えば浪人生活もそうですよね。世の中練りに練られた参考書が溢れかえっているわけなので、その気になれば一人で家で勉強しても志望校合格しても良さそうじゃないですか。

でも現実には宅浪で優れた結果を出せる人なんてそうそういないですよね。

それはなぜか?

理由は以下の二つが難しいためであると思います。

一つ目は今自分に必要なハードルを見定めて自分でセットしないといけない。

二つ目はそのハードルを超えられているのかどうか客観的に正しく判断しないといけない。

 

どちらもいきなりできる類のものじゃないです。受験勉強ならこの時期やらないといけない勉強は何なのか見定めて、楽をしたい気持ちに打ち勝って十分な努力を払う。

でも結局、自分一人じゃ全体を俯瞰して見れないから自分の立ち位置とかもよくわかんないし、「十分」のラインもわからないんですよね。

実はキャリアを考えることもそうです。

「理系として大学院も出たし今も研究職をやっているけど、これはいつのまにか出来上がった流れに乗ってここまでやって来ただけで、自分は本当はもっと広い人脈の中で人を相手に仕事をしたいと気づいた。」

これは最初の僕の動機です。まとめたというわけではなく、言語化できているのはこの程度でした。

なんとなくまだまだ甘いような気はしていました。でもどこを詰めればいいのか、十分な言語化はどの程度なのか、その辺はかなりふんわりとした気持ち。

 

これがエージェントを前にするとどんどんと話が進んでいきます。

「いつの間にか大学院出てたって言っても、努力できたから大学院までこれたんですよね。自分の原動力って何だと思います?」
さるぽて
「うーん、実は小学生時代とかからテストで良い点とったら親が喜んでくれて、褒めてくれて、その延長線上に今もいるのかもしれないです」
「なるほどなるほど、いや、とっても良いと思います。じゃあ褒められることで正のスパイラルに入るわけですよね。褒められるには強みを発揮しないといけないですよね。人を相手にした仕事とおっしゃいましたが、誰とでもコミュニケーションを取れるだけでは強みとしては物足りないです。さるぽてさんの真の強みって何だと思いますか?」
さるぽて
「うーん、難しい(笑)あ、でもなんでもそこそこできることだと思います。勉強もスポーツもゲームも、日本一になるようなものは持っていないですけど、何にでも好奇心を持っていて、偏差値65を超える科目が何個かあるみたいな。」
「スペシャリストというよりはジェネラリストってわけですね。すると、ジェネラリストとしてビジネスを上手くやっていくためには、まずは人とビジネストークをする時、どうすれば相手が気持ちよくなるか考えてみるといいです。」
さるぽて
「あー、それは相手の専門分野で喋ってもらうとかですかねえ。」
「そうですよね、ちゃんと喋らせてもらうっていうのは大前提として、人は誰しも自分の馴染みがある土俵で喋れると快適ですよね。でも、お互いが自分の土俵で喋ってたらどうなります?」
さるぽて
「お互い話がわかんないですよね・・・。あー、わかったかもしんないです。つまり、何でも屋の自分なら会話の波長をとかではなくて、専門性という観点でも会話を相手に合わせて、相手の土俵で話をすればいいわけですね。」
「はい、そんなさるぽてさんを周りは賞賛するし、育ててくれた上司は喜ぶでしょう。それがまた原動力になります。そういう意味では確かに研究者が違うというフィーリングは正しいかもしれません。」

 

どうですかこの話の進み具合。

どれも悩ましい質問ではあるんですが、一個一個ステップを踏んだ結果、自分はどんな強みを次の人を相手にした仕事に活かしたいのかまでが言語化されました。

 

結局これはこのエージェントが、僕みたいに「研究職にはなったけど根は何か一つを突き詰めるというよりは何でも屋さんな人」を事務職に転職させた経験がたくさんあるからこれだけスムーズに質問ができるわけです。自分一人ではこうはなりません。

 

なんにせよ、自分は何を社会に提供できるのか、自分は本当はどんな仕事をしたいのか、この辺りは最低限明確にしないと幸せにはなれないことをこの一年で痛感しました。

転職エージェントは他人の中のその考えを明確化するプロです。相談するだけでとてつもなく大きな恩恵があると思います。

 

じゃあなんか自分も今モヤモヤしてるし早速エージェントに電話だ!

いや、それは少しまて・・・!

 

一方でエージェントは転職に誘導したがるのは事実。

なんか穿った見方をするようですけど、

「転職をするべきではない人、転職して幸せになるとは思えない人には転職は勧めません」

これはもはや転職エージェントの常套句なのかなと思います。

こう聞くと、

(本当に自分のことを考えてくれてるんだ)

と思いますし、その上で転職を勧められれば本当に自分は転職するべきだという気になりやすいと思います。

 

ただ、僕はやっぱりそんなボランティア精神でやってられるわけはないと思うんですよね。

大体一人転職すれば100万円以上がコンサルに入るというのが通説です。それでいて、あなたならこんな判断できますか?

もちろん実際には、

「目の前のこの人は転職するべき度60%や!」とかわかるわけないですけど、

いやー、無理でしょう。実際にはこうなりませんか。

そしてなんなら先ほどのセリフのように、この転職を勧めなかった実績を持って転職への誘導を効率化することを考えるのは何もおかしなことじゃないんじゃないかなと思います。

 

さるぽて
(目の前のエージェントはそういうビジネスをやっていて、目的は転職の仲介をすること。その目的に対しても長い目で見て自分を転職させないほうがいいと思ったら転職は勧めないだろうが、基本的には何かしらの転職ストーリーで僕を納得させる道を模索する人だ。)

そう思っておいて良いと思います。ただし、あくまでビジネスで善悪はありません。

 

さらに、特に今大企業にいる人。大企業の第二新卒って、エージェントから見てかなり転職させ易そうだと思いませんか・・・?

まずは大企業ならではの辟易にフォーカスを当てて転職に目を向かせやすい。

それと、大体大企業の新卒ってポテンシャル採用されていますよね。そして第二新卒って、まだポテンシャル要素で採用して行くパターンが多い時期ですよね。

これが35歳等になったら別かもしれないですけど、まだまだ採用側にとっても大企業の第二新卒って、ある種の担保があると考えるのが普通だと思います。実際、少なくとも面接まで行く確率は出身大学や企業の名前でかなり左右されるそうです。

 

エージェントからしたら狙い目の迷える子羊。それが我々大企業の第二新卒です。

まあその結果良い道が拓けたら最高にWin-Winの関係なんですけどね。

 

ただ、「転職エージェントに誘導された」という気持ちが少しでも残ったらそれは癌にならないか

ここで僕が想定しているリスクは二つあります。

一つ目はわかりやすい。それは転職すべきでないのに誘導されて転職に踏み切ってしまうリスク。これはこれ以上言うまでもないですね。

二つ目はなかなか恐ろしいものだと思っているのですが、新天地で歩みが遅くなった時に「自分はここにエージェントに誘導されて来たのではないだろうか」と他責で考え始めるリスクです。

 

上記の通り、転職エージェントの方は有能な方が多く、自分と正しく向き合うことを促進してくれて、キャリア形成にはプラスに働いてくれると思います。

ただし、やはりその時点では転職エージェントの手のひらの上です。向こうのフィールドですからね。転職エージェントからしたら、言ってることがコロコロ変わる、やけに素直、意思が固くなかなか思い通りに行かない・・・色々な孫悟空を相手にしていることだろうと思います。

まあとはいえ、たとえ手のひらで転がった結果だとしても良い就職先が待っている可能性も十分高いと思いますよ。

・・・ただそれでいいんですかね・・・?

 

何がまずいか、というと、「自分で選んだ」という実感の少なさです。

エージェントと話していると「あー、自分の中のこのモヤモヤはそういうことなのか〜」と思うこともあれば、

「う〜ん、そうなのかな?言われて見ればそんな気もするけど・・・」と思うこともあります。

でも総じて、「確かに、確かに」と思うことが圧倒的です。

自分のことなのに、向こうの経験が優っていて向こうに主導権がある状態ですね。

 

そうなった時に、具体的にいくつか会社を提示されて、「違和感がある」程度の会社を不十分な吟味で飲み込んだりしないだろうか・・・。

正直僕には自信がありません。

 

向こうはしっかりロジックを組んで案を提示してきます。

それを否定するとなると「いやいや、だってあなたこう言ってましたよね?」って言われないかなとか、(せっかくこんなに考えて探してくれたのにな)とかそういう気持ちが必ず湧きます。

実際にはキャリアに悩んでる状態で発言が二転三転するなんて全くおかしなことではないと思いますし、後者に至ってはそれがエージェントのお仕事ですから。

 

でも向こうに主導権がある空気では、「彼が言ってるやり方が良い気がする」って思うのが普通だと思います。

 

実際良いところならいいじゃん

 

そりゃいいんですが、正解の転職を掴んだとしても爆弾を抱えるのではないかと考えます。

その爆弾というのは、「移り先での覚悟を失わないか」というものです。

つまり、何か新しい職場で上手く行かないことがあった時、転職エージェントとの面談時の記憶もそこそこ薄れ、

「あー、あの時なーんかこの会社いいなって思っちゃったけど、やっぱあんな2、3回の面談で転職エージェントにわかるわけないよなあ」

っていう他責と、自分の底力の喪失が起きると思いませんか・・・?

 

それが、”「誘導された」という気持ちが少しでも残ったら癌にならないか”の意図するところです。

 

これ、結構怖いことだと思うんですよね。実際には申し分ないところにいるにも関わらずこう思う可能性ってあると思います。

なにせ隣の芝生は青く見えてしまうのが人間ですから。

 

もちろん重要なことは自分の選択に心から責任を取れること。そのためには?

結局今の場所を辞めてキャリアチェンジしたい人にとって、必ず必要なのは、

「自分で選んだんだ。言い訳を求める場所は外には何もない」

という背水の精神じゃないでしょうか。

これさえあれば理想のキャリアがあったとして、転職の段階ではホールインワンにしなくてもナイスオンしておけば勝ちです。そこからカップまでは這っていけます。

逆に自分の足でどうにかする力を失えば転職の一手でホールインワンするしかないですよね。

 

このロバストネスをしっかり自分の中で担保できている転職じゃないと奇跡の出会いをする以外道はなくなってしまうと思います。

 

じゃあそうならないためにどういうことをすればいいか?

 

・・・

「自分の頭で考える」

・・・

 

まあこれに尽きるのは間違いないのですが、一つ手段として勧めたいことがあります。

それは自分で資料を作ってみることです。それも転職エージェントとは関係ない場所で。

 

僕はこれはキャリアを考えるためにやろうと思ったのではなく、「転職を考えています」と伝えるための面談を現在の職場の部門長に設定してもらい、手ぶらで行くのも説得力に欠けるだろうと思い作成しました。

Wordで4枚程、100%本心で書きました。盛ったかも、90%くらい本心で書きました。

 

どうしてやめたいのか

自分は何をしたいのか

なんで今なのか

どういう人材になりたいのか

 

・・・これが、転職エージェントと話してかなり話がまとまった気でいたのに中々上手く書けないんですよ。

それはつまり、まだ転職エージェントの言葉でしか具現化されていないということを意味しているとわかりました。

 

でもこうやって再度自分一人で、転職エージェントとの面談をヒントに考えをまとめ直すと、すこーしだけ転職エージェントとの会話は自分の真意と違うことがちらほらあったことに気づきます。

例えば、

「さるぽてさんは、将来的には起業とかも視野に入れていらっしゃいます。だからきっと今すぐにかなり大きな裁量をもって仕事したい、そこで大企業じゃ得られない経験を得たいってことじゃないんですかね?」

というわけで伸び盛りのベンチャーを勧められました。

もうその場では(確かになー、そうやなー)って気持ちでした。ただ、冷静に考えてみると、”今すぐに大きな裁量”て、それは本当か?という気持ちになりました。

(どちらかと言えば自分は上手い人の側でスキルを盗みたいタイプだけどな・・・)

そう、意外と目の前の文字と向き合っているうちに、自分は別に大企業の若手は若手のポジション、ということ自体にそれほど辟易しているわけではないことに気づきます。

 

それから、

「さるぽてさんは、ずっと理系としてやってきたけど、もう化学に対する未練は無くて、大きくキャリアチェンジしたいわけですね」

これもその場では、「んー、まあそうですね」と返しました。確かに化学者になろうという気持ちはもう持っていない。

ただ、自分の本心は、「これまで培った化学の力を使わないのは惜しい」この気持ちは正直あります。これまでしゃべっていたこととちぐはぐになるのを恐れてそうとは言えなかっただけで、「優先順位はそれ程高くないが活かせるもんなら活かしたい」これが本心でした。

 

この辺は絶対にぼんやりと考えているだけじゃまとまらないはずです。

 

結局職場から新しい部署を提案され、納得がいった。でも転職エージェント抜きでは実現しなかった。

この話をした結果、部署の人には考えを納得してもらい、新しい職場を紹介してもらえることになりました。

大企業の組織に辟易しているわけでもない、理系を能動的に捨てたいとは決して思っていない自分の本心とかなりマッチしていると思います。

 

この流れを今度は転職エージェントに話したところ、「応援したいという気持ちはありますが、そこで何を得られるのかはもう一度考えてみてください」とのこと。

これは本当にごもっともです、特にまだまだ10年後どうなりたいのか、それに向けてどう成長して行くのかとか考えきれていないところがあります。

一方で改めてまとめ直した自分の本心を受けての新たな提案はありませんでしたのでこれでやり取りも終わりそうです。

 

ただ、今回もし会社内で異動できたとして、それはかなりの割合で転職エージェントのおかげという事実があります。面談をして、自分の考えを深掘りしてもらえなかったら、おそらくただの「燻ってるやつ」ですよ。

また、「実は転職エージェントとも既に会っている」という事実は会社の人事部に動いてもらえる材料でもあったかもしれません。

 

まとめ:転職エージェントはぜひ活用すべき。ただし、見えにくいリスクがあることを理解し、自分一人で、自分の言葉で、自分の考えを見える化しよう。

結論としては、今の所を辞めようかと迷ったらぜひぜひ転職エージェントと話すといいと思います。それは「転職したいから」ではなく、「自分がいるべき場所はどこなのか、なぜなのか」を言語化するためです。この目的に対して転職エージェントは絶大な効果を発揮します。

その結果、転職なのか、今の所に残るのか、異動なのか、それは改めて判断するべきなのです。

ただし考えておかないといけないのは、転職エージェントは諸刃の剣。

なんとなく流されて転職した場合、そこがどんなに良いところであれ、「やっぱなんか違うなあ」って気持ちになり得ます。どんな会社も一長一短はあり、人間の性を考えたら隣の芝生は青く見えてしまうものだからです。

一旦そういう気持ちになると頑張る馬力が持てなくなりますよね。これが転職エージェントを利用する見えにくい将来のリスクです。

これがあるので「100%自分で決断したんだ」と心から思えることが次の職場で自分の力を発揮するために大事だと思うのです。

そのためには、一度転職エージェントとの話を持ち帰り、ぜひ自分で再度資料を構築してみてください。自分の本心通りなところ、転職エージェントの言葉でその気になってしまっているだけのところ、それぞれ見えてきます。

辞めることを迷い出した頃と比較して、転職エージェントのおかげで考えが進んだその時点なら、自分がいるべき場所はどこなのか自分一人でも見えてくるのではないかと思います。

-日々の考察

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