テニス

テニスで風が強くて上手く打てない!の対策

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冬から春にかけてというのは、とてもテニスがしにくい季節です。

体は冷えて動きにくいし、

ボールも感触が硬い。

 

なにより、2月〜3月は大抵いつも風が強い!

特に三月は半端ないですよね。

シングルスポールが転がったり、挙げ句の果てには審判台が倒れたことがありました。

(そこまで強いとさすがにテニスなんてできたもんじゃないですけど。)

 

 

風が強いと、当然ボールは打ちにくくなります。

 

中には、風が強いと全然打てなくて、試合で何もできなくなるって人もいると思います。

 

というか、僕自身が、高校生の頃とか特に、そんな感じのテニスになってました。

 

「相手も同じ条件だから負ける理由にはならない」

って頭ではわかってるのに、どうも風の強い日は相手と戦ってるのか風と戦ってるのかわからない状態になり、

自分は風に弱いってレッテルを貼ってしまったり。

 

もちろん風が吹いてる方が楽しくないってのは変わらずですが、

今ではコートで困り果てるということはなくなりました。

 

というわけで今回は個人的に思う、風が強い日に強くなるコツと、風向きごとの各論を書きます。

 

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風が強い日のコツ

コツ1、テイクバックを速くする

わざと、「早く」ではなく、「速く」と書きました。

特にこのセクションは、

「風が強い日はギリギリまで足をしっかり動かせ!」

と顧問の先生だとかテニスコーチに言われて、

一生懸命やってみてるけど全然うまくいかない人に読んでほしいですね。

 

 

「テイクバックを早くしましょう」との関係

このアドバイスは風とか関係なく、初心者がテニスを始めた初日か、二日目くらいには言われる定番のアドバイスです。

 

これは、相手のボールがバウンドしてから準備するんじゃなくて、遅くともネットを超えるくらいにはラケットを引きましょうね〜

でないと振り遅れてしまってまともなスイングができませんよ〜

というタイミングを趣旨としたごもっともなアドバイスなわけですが、

今回強調したいのは動きそのものを速くしましょうということです。

 

プロは本当にテイクバックが速い

プロを見ていると、特に時間がない時や、相手の時間を奪いたいときは決まって、彼らのテイクバックの動作は驚くほど一瞬です。

右足を置いたかと思えば次の瞬間には左足も置かれて、その頃にはしっかり左肩が閉じて、わけわからん威力のフォアを打ちます。


両足の準備と上半身の準備がほぼ同時です。

プロのストロークの速さだとこのくらいで準備していかないと間に合わないんでしょうね。

 

風がない日はなぜ速くする必要があるのか

さて、時間がないためにこの速いテイクバックが必要だという説明をここまででしてきました。

 

それが風とどう関係あるのか?

 

大ありです。

 

語弊を恐れずにいえば、風が強い日っていうのは、まさにストロークをするその瞬間、時間がないんです。

 

ストロークをする動作というのは、

相手の球が打たれた瞬間、相手のスイングの仕方、その球の飛び出す角度、スピードなどから、着弾地点とタイミングを判断し、

動いて適点に移動し、

自分のフォームでスイング。

という構成になっています。

相手が打ち終わった瞬間、自分が足を置くべきところ(マリオテニスでいう、星マークみたいなところ)

ってのが予測可能なんですね。

 

 

ところがどっこい。

風ってのは大抵不規則に強くなったり弱くなったりしますよね。

当然ボールはその煽りを受けて、

この相手が打ち終わった瞬間に現れる目標地点は刻一刻ど微動するわけです。

 

つまり、せっかく一度目標地点に到達しても次の瞬間そこは目標地点ではなく、新しい目標地点が再設定されているわけです。

そしたらもう一度そこに向かうしかない。

 

そこで登場するのが

 

「風が強い日はギリギリまで足をしっかり動かせ!」

というアドバイスですね。

 

「はい!コーチ!」

 

 

 

でもこれだけ実践してもうまくいくはずがない。

だって、

初心者でさえネットを越えるころには準備しろって言われているのに、

ギリギリまで足動かして微調整してたら、準備完了するのっていつなんでしょうね。

テイクバックは大遅刻間違い無しです。

 

初心者が最初に守るべきポイントを破ることになるんだから、うまく打てなくて当然ですね。

 

そこで必要なのが、「動きの速いテイクバック」です。

どうしてもギリギリでボールの起動は変わってしまうのだから、

ボールが打てる高さになった瞬間の目標地点(マリオテニスの星マーク)で瞬時にテイクバックを完了してスイングするんです。

 

確かに、

「風が強い日はギリギリまで足をしっかり動かせ!」

は正しいです。

でもその後、いつも通りのテイクバックでは間に合わないんです。

ギリギリまで目標地点を見定めて、そこからコンパクトに終わらす。

やってみてください。

 

 

コツ2、体は流れても腰の高さは浮かさない。むしろ低く落とす意識。

とはいえ!

やっぱり速いテイクバックを意識したからって風に翻弄されちゃうことは必ずあると思います。

あれれ〜ってボールが外に逃げていく。

そんな時は歩きながらの打ち方になったりすると思います。

 

そういうとき、外しちゃいけないポイントは

「腰までふわふわ浮いてしまわない」

ということです。

 

腰さえ変に高く浮つかなければ意外と打点はずれてしまってもしっかりスイングはできます。

これが浮いてしまうと、ほとんど自分のラケットとボールが衝突するだけのようなもんです。

 

意外と様々なシーンで重要

この処方箋って意外と適用先が広いと思いますね。

例えば、相手のスピンの効いたムーンボールがきつい時なども共通ですね。

体が泳がされそうになったとき、

腰にイカリがついてると思ってしっかり沈みましょう。

 

あとは、回り込みフォアが意外と伸びないぞって時。体浮いてること多いです。

 

結構この動画の冒頭のフェデラーの回り込みフォアみたいな打ち方の影響が強いような気がします。

憧れてアグレッシブに打つけど力はあんまこもらない。

このフェデラーもおもいっきし地面を蹴った結果、体は宙に浮いてますけど、

右足後ろ側に引くことで、体に対する腰の相対的な位置はしっかり落としてると思いますね。

 

回り込みフォアってすごくピッタリな打点に入るのって難しいんですよね。

移動距離も長いし、普通のフォアと飛んでくる球に対しての目線の初期位置も違うし。

風で泳がされてる瞬間実質と同じような打点のずれをしてしまってる時って結構あると思います。

そこで腰を安定させられるかでスイングはだいぶ変わります。

 

 

コツ3、「ナイスショット」と感じる自己評価のハードルを下げよう

メンタルというか、考え方の話です。

 

ここまでの二つを実践しても、風の強い日はやっぱり自分の感覚通りの球を打つのって難しいです。

それをいつも通りの物差しで自分の調子を評価していると、

「なんかやっぱ打てないな」

という内向き思考になります。

相手も自分も難しい環境でやってるわけで、いつも通りの環境と同じプレーができているのならそれはすごく調子がいいです。

 

今のは無駄な力なく球が飛ばせた、とかは一旦置いといて、後述するような風との戦術的向き合い方を考える時間に当てましょう。

多少ガシャッたりするのは当然、

時と場合によってはただ返せただけでもナイスな時だってあると思います。

 

風向きによる試合運びの違い

一口に風が強いといっても風向きによって全然違いますよね。

ボールが不規則に動くという点では変わらないので、上記の三つのコツはいつでも当てはまるものですが、

ここからは風向きごと考え方を書きます。

 

追い風の時

追い風だと当然球は伸びるので相手を簡単に追い込めます。

こっちが何もしてなくても苦しそうにしますよね。

なので原理的に考えて当然有利です。自分の球がスピードアップするわけですから。

低いスライスなども、相手からしたら

「あ、一息つける」

と思ってたら想像以上に速く滑ってきてミスったりします。

 

ただ、一方で向かい風と比べると追い風の方が相手の球が失速して、その分ふらふら動くので圧倒的に凡ミスは出やすいと思います。

 

とくに

アホみたいにでかいアウトボール

ひっかけちゃって再度アウトのミス、

この二つ多くないですか。

 

これ、両方ともボールが思ったよりも手元までにない状態でスイングしちゃってるってことだと思うんですよね。

前者は、ボールが遠いままスイングして、無意識に微調整した結果、ラケットを届かせるために腕が前にでちゃって面が上を向いてホームラン。

後者は、無意識な微調整が効かず、打点だと思ってたところの少し先でヒットして、引っかかる。

 

まあ、そこで原因があるとわかれば何とかなると思うんですが、

アウトするからって一生懸命下から上のスイングを強調するのは逆効果だとわかると思います。

たぶん余計ボールから遠くなりますよね。

 

僕おすすめの処方は、カーブ気味にボールの側面を削るスピンを打つことです。

この打ち方は便利なのでいつか書こうとも思いますが、

いつもネットに水平降ってるラケットを少しだけ垂直方向に傾けてボールの横を削るスピンのかけたをすると、奥行き方向の誤差に強くなります。

 

テニプリででてくるスネイクみたいなやつですね。

 

余談ですけど、ナダルとかリアルスネイク打ちます。すごすぎて面白い・・・。

日本じゃテニプリの影響でこういうのはスネイクもしくはポール回しの域になるとブーメランスネイクって呼ぶ人多いですけど

海外ではバナナショットとか、バギーホイップショットと呼ばれたりしますね。

 

ちなみにこれは低い球の方が打ちやすいです。

高く弾む球は普通にチャンスなので強く押し込めばいいと思います。

 

 

向かい風の時

当たり前ですが追い風の時の逆です。

相手の方が追い込みやすい一方で、

 

向かい風の場合はボールが進行方向のベクトルが強くなる(軌道がしっかり直線になる)

ので、振り遅れ意外のミスヒットはしにくいんじゃないかなと思います。

 

 

僕はもうとにかく

「耐え」

ばかり考えてます。

相手の球が低く滑ることが多いのでいつもより気持ち低くしゃがんで

とにかく足を使って打って深く返す。

 

「耐え」

 

一方、ここぞって時はストロークの力勝負では部が悪いので、前に出るのは良いと思ってますね。

これはなかなかできてないですけど。

 

 

よこっ風の時

いっちばんテニスが気持ちよくないパターンですね。

相手も自分も打ちづらくて、正直小汚いテニスになりやすいです。

よこっ風が強いときは気持ちの良い打ち合いはもう諦めましょう。

追い風向かい風の時と違ってお互い条件は等しいと言えるので、

基本の定石は守りつつ精神的に大人になるのと、

 

ちょっとワルイージな感じになることです。

 

最近ハマってるのは逆クロ気味に打つ横に切れるスライスです。

つまり

センターからフォアで相手の右コーナーに、右に切れて行くようなスライス、

もしくはバックで相手の左コーナーに左に切れて行くようなスライス。

これを風向きと合わせるとかなりいやらしいです。

 

それと、そのあとが大事です。

横に切れるスライスを風とコンボで使った場合、

相手目線だと思ったより手前に飛んでこなくてどんどん離れていく感じになります。

 

これはワイドにスライスサーブを打った状況と似てます。

相手からすると、とりやすい選択肢は

1、ストレートに流す

2、スライスでしのぐ

3、引っ掛けるようにショートクロスを狙う

あたりになります。

 

1に張っといて、1が来たらオープンコートに決めに行く。

2、3でもまだ好き放題できる状態です。

あとは、1がないなって思った瞬間ネットに詰めるのもうまく行きやすいです。

こっちの球がスライスなのでサーブの場合と比べると当てるだけでクロスに厳しい球は飛んで来ません。

 

おためしあれ。

 

 

 

まとめ

技術的なコツ

・速いテイクバック

・腰を浮かさない

精神的なコツ

・ショットの質について自己評価を甘くする

風向きごとの戦術

 

について書いて来ました。

上級者はさておき、初心者の人には参考にできるところはあるんじゃないかと思います。

 

正直、無風のテニスの方がやりたいことができて楽しいのは間違い無いんですが、

毎年2月3月は風が強いと決まってるので、それなりに対処できるようになりたいものですね。

 

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