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[全豪オープン]車椅子テニスで国枝慎吾が9度目の優勝。改めてフェデラーは国枝慎吾に言及したインタビューを思い出す

更新日:

車椅子テニスの国枝慎吾が3年ぶり9度目の優勝をしましたね。

S.Kunieda Final

 

もう車椅子テニス会のレジェンド中のレジェンドです。

 

ですが、正直これまであまり国枝慎吾のことって、雑誌とかでチラッと見るだけであんまり知ろうとしてこなかったんですよね。

国枝選手を、というか車椅子テニス自体を、ですが。

 

今回、改めて国枝選手の経歴とか、車椅子テニスそのものについて調べてみました。

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国枝慎吾の長く輝かしいキャリア

 

もういつからトップに君臨しているんだろう・・・って調べたところ、

2004年アテネオリンピックあたりからですかね。

4大大会優勝回数はこれで21回です。

しかも、4大大会といいつつ、車椅子テニスは2016年までウィンブルドンは開催されていないので、

実質、つい最近までは全豪、全仏、全米の3大大会ですね。

(ウィンブルドンはやっぱり芝の育成の観点からして車椅子テニスの会場にするのは厳しいということなんですかね。)

 

ちなみに、皆大好きな、ロジャー・フェデラーで19回です。(4大大会優勝回数歴代一位。2位がナダルの16回)

 

去年のウィンブルドンでチリッチをぼこぼこにして19回目の優勝です。

 

明日、そのチリッチと全豪の決勝というわけで、20回に伸ばす可能性はかなり高いですが、

 

それでもまだ国枝慎吾の方が優勝している。。。

さらにさらに、実はダブルスでも20回優勝している。。。

 

もちろん比較はできないですけど、歴代最強と言われるフェデラーの数字と比較してこれなので、

この世界でどれだけ圧倒的かは明白ですね。

 

車椅子テニスってどんなテニスになるのか

 

車椅子テニスでは、使うコートやポイントの数え方など、基本的に普通のテニスと何もかも一緒なのですが、

一点だけ追加のルールがあって、それは

「2バウンドまで許される」

ということです。

 

まあでも普通に考えて、いくらスポーツ用の車椅子を使うとはいえ、

車椅子で移動となると2バウンド以内に返すことですら至難の技に思えてしゃーないんですが・・・。

 

って、思って動画を観てたら、

 

なんかワンバウンドで打ってることの方が多い気が・・・

 

2バウンドで返すか、1バウンドで返すかでだいぶタイミングに差がでるので、

普通のテニスよりさらに時間を奪うという感覚が強い競技かもしれませんね。

 

予想ですけど、これがアマチュアレベルだと飛距離も出にくくてほとんど2バウンドなのではなかろうか。

こんなにコート後方まで球が伸びてること自体、やっぱりプロアスリートの力を感じます。

 

 

あと思ったのは、リターンの時、相手がサーブを打つ前にものすごい前進して、その勢いを使ってますね。

64のマリオテニスかよってリターン。

 

でもこれって「リターンのスプリットステップは軽く前に踏み出しながら」という、

相手サーブに押されないためのコツとしてよくあるアドバイスそのものですよね。

 

追い込んだらネットに詰めて行くとか、

かなり通常のテニスとセオリーは似通っている気がします。

 

通常のテニスのプロって、あまりに足さばきが自然で速すぎて、ただただ

「美しい・・・!」

ってなってしまいがちですけど、

車椅子テニスの場合、やっぱり動きの変化が大きいので、

「何かを決断した瞬間」というのがとてもわかりやすいです。

 

あ、今いけると思ってネット詰めたな、とか。

急いでポジション直したな、とか。

 

そういう観点では、実は一般的なテニスプレイヤーにもめちゃめちゃ参考になるかもしれませんね。

技術単独でみても、スピンサーブの動きとかもイメージしやすいんじゃないですかね。

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フェデラーは日本人よりも日本人である国枝慎吾を評価している。

そんな車椅子テニスの生けるレジェンドになっている国枝慎吾ですが、

あんまし大々的にはメディアに取り上げられてこなかったですよね。

 

でもこれだけの成績を残しているので、やっぱり大スターなのは間違いないのです。

 

これは有名な話なんですが、

ある日本人記者がフェデラーにインタビューできる機会があり、

そこで、

「日本から世界的に活躍できるテニスプレイヤーが生まれてこないのはなんでだと思いますか?」

って質問をしたようです。(錦織台頭前です)

 

そしたらフェデラーは

「質問の意図がわからないよ?だって日本にはシンゴ・クニエダがいるじゃないか!」

という趣旨の返答をしたようです。

 

なんかこれ、日本人としては恥ずかしいような気持ちになりますよね。自分も今更恥ずかしい気がしてきました。

 

もちろん、車椅子テニスとテニスは確かに異なる競技ではあるので、この記者がうっかりさんだったという話だとは思いません。

「いや、そういう話じゃないんだけど・・・」って思っていたかもしれません。

 

でも世界では最大限にリスペクトされている日本人の功績を、

確かに日本人は見過ごしているというのは事実である気がします。

 

きっとこの記者は、

・フィジカル

・メンタリティ

において、日本テニスは上手く行っていないというロジックを組み立てていたんでしょうね。

 

そして、これはなんとなくほとんどの日本人が感じていることな気がします。

「日本人は小柄だし、気質の問題なのか、ここぞという時の大胆さに欠けるから大成しない。」

サッカーとかもそうなりがちですよね。

 

でも実際に、

上記で書いたようにこれだけテニスと質がほぼ同じである車椅子テニスで、日本人がレジェンドに君臨しているわけです。

 

つまり、もしこの日本のあらゆるスポーツにはびこる自虐ロジックをフェデラーにぶつけても、

「そんなの偽だよ。反例はクニエダだよ」

と、一蹴されるはずです。

 

日本「なんでダメだと思う?」

フェデラー「いや、全然ダメじゃないでしょ。クニエダいるじゃん。」

 

これがただの慰めとかじゃなくて、ただの論破なわけです。

しかもその論破材料が日本人なわけです。

 

 

もっと国枝慎吾の成功体験から日本のスポーツ界は学べるような気がしてきました。

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実は車椅子テニス女子シングルスでも今、日本人選手が強い

去年の全豪、全仏、全米覇者は、日本人の上地結衣選手です。

上地結衣

 

こうやってみると、日本人、車椅子テニスめちゃくちゃ強いですよね。

 

どこにその要因があるんだろ。

 

正直今は知らなさすぎて考えもつかないです。

 

上地結衣選手は年齢的にもまだまだこれからで、第二の国枝慎吾になる可能性を秘めています。

 

ちょっと車椅子テニスもちゃんと知ってみようと思った全豪オープン最終日前日でした。

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