マラソン初心者ながらサブ4を目指してこんな練習をしていました。
社会人のマラソン初心者が湘南国際マラソンサブ4に向けて付け焼き刃を鍛えています
そしてついに走ってきました、初フルマラソン。
湘南国際マラソンです。
元々社内駅伝を一緒に走った職場の先輩に誘われてのエントリーでした。相棒、ターサジールを勧めてくれたのもこの先輩。
アシックスのランシュー:TARTHERZEAL6(ターサージール6)の履いたらキロペース7秒上がった話
色々と大満足な大会でした・・・。
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もくじ
湘南国際マラソンは噂に違わぬ優良な大会だった
今回僕が参加してきた湘南国際マラソン、元々ランナー達の間で定評のある大会です。今回誘ってくれたマラソンの先輩も毎年参加しているようです。
人気が高い要因はいくつかあると思いますが、大きいところでは、
・運営がしっかりしている
・良いタイムが出やすい
の二つかなと思います。
運営がしっかりしている
ある程度予算などもしっかりしているんでしょうか、案内をしてくれるスタッフさんがそこら中にいるので、初めてのマラソン大会でも今どこにいけば良いか戸惑うことは一度もなかったです。
(頼みの先輩はサブ3の実績があり先頭集団からのスタートだったため、途中からバラバラでした)
また、フルマラソン大会といえばトイレに行くのが大変というのをネット上でよく見かけます。
これに関しては、男性の小ならスタート前に待ち時間なしでいけました。
スタート位置直前や大の方では5分〜10程度待たないといけなさそうな列ができていましたけど、正直どうしようもないような気がします。
次回以降もなるべく早めに済ませておこうと思ったものです。
地味に参加賞Tシャツもセンスが良いですね。普通にシャツだけで3千円くらいの価値があると思います。
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良いタイムが出やすい
もちろん走りにくい大会よりはベストタイムを望めるような大会に出たいですよね。湘南国際マラソンはそんな大会になっていると思います。
後述するように、実際僕も自分で驚くほど良いタイムが出ました。
良いタイムが出やすい、これは要因を分けると三つあるかなと思います。
気候がレースに適してる
一つ目は気候です。
開催時期は12月の頭で、走る分にはちょうどいい寒さです。(スタート前はめっちゃ寒いですけど、すし詰め状態なので我慢できないこともないです笑)
もちろん暑いよりは寒い方が消耗が抑えられますし、実際28℃と14℃ではマラソンのレース中に必要な水分補給量がざっくり二倍程度も違うという研究もあります。
また、海沿いなので風がきついんじゃないかと思っていたのですが、先輩に聞くとそれほどでもないようです。
走ってみてわかりましたが、ほとんどが防風林がしっかりした道を走ることになるので、多少風が強い日でも問題ないということなんだと思います。(逆に海はあまり見えないですけどね。)
コースがフラットな直線
こちら、湘南国際マラソンのコースなんですけど、折り返しが二回あるだけのほぼ直線です。
もちろんカーブがない方がスピードは落ちにくいですよね。
そしてもう一点重要なのが、図下部にも記載のある”高低差”です。42.195kmを通じて標高はほぼ5m〜15mで収まってます。
例えば日本で一番走っている人が多いと思われる皇居は、途中1kmで30m登る箇所があったりします。
35kmあたりの橋を登るところは後半戦ということもあって正直めちゃめちゃしんどかったですが、全体的には非常に平坦なコースだと思います。
エイド(給水所)がしっかりしている
まずエイドの数は13箇所・・・およそ3kmに一回くらいあることになります。15分に一回くらい取れますね。
内容も、飲み物は水とスポドリ両方ありますし、つまめる程度の食べ物もたくさんの種類が置いてあります。僕が覚えているだけでも、
チョコ、バナナ、せんべい、まんじゅう、一口大のおにぎり、きゅうりの塩漬け、それからういろうforアスリート。
「いや、なんやそれ」って思うかもしれないですけど、
食べやすい
美味しい
なんか元気出る
の三拍子そろってました。エイドで見かけたら必ずや掴み取りましょう。
ガチ勢になるとウェアの中にハイエンド仕様のウィダーのようなものを仕込んだりするので食べ物は必須ではないのかもしれないですが、少なくとも普通のランナーにとってはエイドでしっかり水分と栄養を取れるのは重要ですよね。
大会によっては水だけだったりするみたいなので、後半の伸びに違いが出てきてしまうと思います。
湘南国際マラソンの当日朝
当日は大磯駅と二宮駅からシャトルバスが出ます。ただ、先輩曰くこれが毎年激しく混むので6時過ぎには駅に着いておきたいとのこと。
僕はというと、住んでいる場所から始発でも二宮駅6時半到着が限界でしたのでそれで行きました。
結論から言うと、まあ6時半二宮駅でもそれほど苦にはなりませんでした。
確かに並んで待つことにはなったのですが、せいぜい20分ほどです。ディズニーランドとかとは比べものにならない。
プーさんのハニーハントとかですら湘南国際マラソンのシャトルバスに比べれば別次元の待ち時間です。
着いてスタート地点の方に歩いていくと湘南の海が見えます。
神々しい。
7時過ぎには先輩と現地で合流。時間を潰し、1時間前くらいにはトイレに行き、その足で係員の案内に従って集合場所に行きました。
運営の良さの項目にも書いた通りトイレには全く不安は感じず、行こうと思えばこの集合場所に集まってからも行ける感じでした。
MCをしていたはるな愛さんとかの声が聞こえるようになって、「あ〜そろそろスタートか〜」と思っているうちにカウントダウンが始まり、前線からスタート。
そういえば靴には流行りのRFIDタグが付けられました。ネットタイムとか、10kmごとのタイムがわかるのはタグのおかげですね。
何もかもモノの管理をRFIDタグに託す時代がすぐそこに・・・RFIDタグの応用事例
湘南国際マラソン完走後
このマラソンも完走をすると完走メダルをもらえます。
2018年はこんなメダルでした。
地元の子でしょうか、ちっちゃい子がゴール直後に首からかけてくれます。癒される。まあ現実問題、それでは癒しきれないほどのダメージを負っている状態なわけですが。
その後少し歩き、速報ブースに行けば自分のネットタイムを教えてくれて、記念撮影をしてくれます。
僕は携帯を持っては走らなかったというのと、待ち時間40分立って並ぶことは不可能と考えてスルーしてしまいましたが、最速で自分のネットタイムを知ることができそうです。
そこからは流れ解散。僕は荷物を纏めて大磯駅行きのシャトルバスに乗り込みました。まじで家帰るまできつかった・・・!
1ヶ月後、完走記録証でネットタイムと順位を知ることができる
郵送でこんなものが送られてきました。
記録って項目がネットタイムですね。
なんとサブ4どころかサブ3.5まであとちょいでした。目標はサブ4だったのでめっちゃ嬉しいです。
公式HPにも掲載あり
なお一刻も早く公式タイムが知りたい、と言う人は記録証の送付の前に、公式HPにも掲載されます。
急ぎ知りたい人はここから自分の名前を検索すれば出てきます。
終わり:湘南国際マラソンリピーターになりそう
僕は
「趣味はマラソンです!」
と言えるほどのランナーになる気はないですし、ラスト5kmとかまじで死ぬほど辛かったです。THE初心者というペース配分ミスの末です笑
ただ湘南国際マラソンを走り終えてみると、結局は
楽しい、気持ち良い、達成感・・・どれがぴったり当てはまるかはわからないにしても、「走ってよかったな」と感じました。
来年もきっとエントリーします・・・!